仕事は段取りが大切

段取りの必要性

ゆっくりした方が早い

前々から頼まれていた、樋の交換をした時のことです「いつでもいいからヒマな時にやってつかあさい」と言われていたのです。一日の予定なので、たき火をしながらゆっくりしたけど、なんと、3時ごろには終わってしまいました。

あれ、一日掛かるつもりでしたし、少し残っても、明日の午前中ぐらい来るつもりで、こんなにゆっくりしたのに、思わぬ速さに本人もビックリ。それから陽が落ちるまで、たき火をしながら、おばあさん相手に焼き芋モグモグです。

無駄な動きが無い

そう言えば、無駄な動きがなかったなあ。たき火の守をしながら一仕事、そして、又たき火をしながら、ゆっくりと一仕事でしたが、よくよく考えてみれば、失敗が全然なくイメージ通りに、仕事が進んだように思います。たとえゆっくりでも、一つずつ確実にする事で、早くてきれいに仕上がる、という事を改めて思いながらのモグモグでした。

モグモグしている時に、今から行うべき作業をイメージしておく。そのイメージ通りにやるべき事を、確実にこなしていく事で、失敗やムダな動きがなくなれば、仕事をしていても、余裕が生まれます。

休憩も大切な仕事

余裕の時間を持つ事も仕事の一部なのです

休憩中は
身の周りのゴミや道具の整理整頓
次の休憩まではここまでやるという手順
その為に必要な道具や部品の確認
ノコギリの刃を研いでみる

うっかりしていると、仕事を始めるも手元に必要な物がない事に気がつく事があります。ヘタすると、車にもないので取りに帰ったりしていると、時間のロスがあります。長く使っていないと思いがけない、苦労する事もあります。そして、仕事中も今日はここまでをハッキリして、後は逆算してイメージ通りに進めて行く。

ゆっくり話をしている中で、ふっと見渡すと、瓦棒がサビている事に気がつきました。「すまんが、いつでもいいから、ペンキを塗ってつかあさい」という事に、もちろんヒマなので寸法を書いて帰りました。

本日の作業をイメージ

建設業をしていると、いろいろな業者を見ることになりますが休憩する人としない人がいることに気がつきます。

最終作業までの流れ

驚いた事に、本日の作業を最後まで、一気にやりきってしまう業者がおりました。もちろん昼食は無しです。私の場合は、昼食が無いのは勘弁願いたいのですが、業者は本日の作業を徹底しておりました。

前日から本日の段取りを考え、ガソリン・部品・もしもの時の道具や対処など頭にに入れておりました。本日の最終作業までの流れを頭に入れて、突然の出来事にも即座に対処してのテキパキ作業に、休憩無しでも、これはアリかなで関心してみておりました。

休憩する業者

休憩する業者も同じで、ゆっくりしているのですが、いつの間にか終わっているという感じがします。お互いに自分の動きをコントロールしているようで、「何であんな事をしているのカナ」っと、不思議に思っていても、後でやる事を前もって行っていた事が分かります。

もちろん不意な出来事に対しても、工程を一部をあきらめる等して、本日の終わる工程を徹底、必要な材料が到着すれば、即座に作業に入っております。今ゴチャゴチャ動いていると思っていたら、いつの間にか作業がかたずいているのです。うっかりしていると、さっさと帰ってしまいシーーンとしているのです。

休憩しない業者

自分の性格からかもしれませんが、休憩をしないで、忙しく仕事をしている業者は、なぜか動きを見ていてもぎこちないです。見た目にはテキパキと動いており、感じは良いのですが、手間取っている時間が長いように思います。作業に入ってから、考えていたりしております。

本日の最終イメージが頭に入ってなくて、周りの人の動きや、作業とは別の事を気にしている感じがします。つまり感情や自分は出来る、という思い込みなどで、作業している最中にも、アレがないコレがないと慌てている様子です。見た目には忙しく動いてはいるのですが、ハタで見ていると、同じことを何度も繰り返しております。作業が全然はかどっていないのです。

中には何度も手直し、やり直しの業者も、材料が届いてから、今からやるべき作業を慌てて始めている。やはり段取りが出来ていないと苦労するなー。いつも不思議に思って眺めておりましたです。

段取りが仕事

後日に仲の良い食品会社の主人と、話していた時のことです。話をしている近くで、棚の取り付けをしている業者がおりました。その光景を見ていて主人が、私にこのように言ったのです。

あれぐらいの事は自分も出来るょ

そうなんだ、とか思っていると

段取りさえしてくれればね

だから、その段取りが仕事なんです。やはり素人だなと感じましたです。

段取り八分・仕事二分

手抜き出来れば一人前

段取り八分・仕事二分ということわざがありますが、決して段取りに時間をかけて、仕事は手抜きで良いという意味ではありません。ちゃんと基本が出来てから無駄な動きは省いていく、この省く事をしても、確実に仕上げる事が出来る人。手を抜いても、納得工事が出来る人。つまり手を抜くことが出来るようになれば、一人前だといえるのではないでしょうか。

それまでは分からないので、同じ失敗や無駄な動きなど、繰り返しながら、親分のやり方を真似たり、自分で段取りを考えたりと、まずはイメージした通りに完成させる事ができるようになる事なので、この腕があってからこその手抜きです。これが出来ないと単なる三流職人です。

段取り八分の意味

その為には、まずは基本的なことは習ったり慣れたりと、やはり時間と経験を要します。言われた事だけを消化しながら過ごしているのと、段取り八分仕事二分を頭に入れて、過ごしているのでは、長い間には大きな差がついてくるのです。

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