【特集記事】段取り八分仕事二分

【特集記事】段取り八分仕事二分

何の仕事をするにしても
段取り八分仕事二分
ということわざがあります

昔の人は良く考えますね。さりげなく聞き流しているこのわざですけれども、的を得た素晴らしい名言だと思います。似たような言葉で私なりに思いついたのは「基本を分かった上で基本通りにしない」という言葉です。

この「段取り八分仕事二分」も、似たような意味があります。基本通りには出来ないという現実があります。始めっから基本通りにしないのと基本を知ってから基本通りにしないのとは全く違うというところです。

段取り八分の意味

【1】段取りが仕事です

完璧段取りとは、上辺だけでなく思いもかけないような事態に備えておくことも、作業する以上に重要視します。「ああっ大丈夫、分かっているょ」は一番の禁物なのです。

「まさか接着剤が古くなっているとは」「まさか機械が壊れているとは」まさかは作業が遅れる言い訳にはならないのです。家周りの工事を業者に頼んだときに、見積もり金額が思いより高く感じるのは、この見えない部分の下準備に、作業の4倍の時間を費やしているからです。

【2】段取りは仕事の4倍の時間

業者の仕事ぶりは大きく分け、て四っつに分けることがます。・・・そしてゆっくりしているけど時間通りに終わらせる業者は、早くて確実で綺麗に仕上がっているような気がします。

何故なのだろう、それがこのページのテーマであります段取り八分仕事二分!段取りに仕事の4倍時間をかけなさいという意味なのです。素人の人がよく言う言葉で「あれぐらいのことは自分も出来るょ」「段取りさえしてくれればね」うーーむ、だからその段取りが仕事なんだって。やはり素人だなと感じます。

【3】手抜きができれば一人前

段取りとは、初めから完成まで一連の流れを把握して、いかに早く・いかに確実に・いかにきれいに完成するときのことまでを頭に中でイメージします。そのイメージ通りに工事を進めていくために、不意の事態などに備えて前もって準備していくことです。

毎日毎日同じことを何度もしていると、無駄なことや不意の対処にも分かってきます。そのように考えた方が早くてきれいにできてくることも分かってきて、やはり「段取り八分仕事二分」なんだなという考え方になってくるはずです。

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