【特集記事】サラ金地獄からの脱出

【特集記事】サラ金地獄からの脱出

挫折は最大のチャンス
だと言います

人間は良いと思ったことは、なかなか行動が出来ないものです。すぐに成果が出てくる体に悪いことや、いけないことなどはすぐに行動ができるものです。そしてご存じのようにギャンブルやカード依存症になってきます。良いことなどはなかなか結果が伴わないのに対して、悪いことはすぐに結果が出てくるので馴染みやすいのです。

サラ金地獄も同じで、機械の前まで行けばサーっと現金が出てくるので、ハマってしまいやすいのです。「分かっている」から「本当に自分の物になって分かってくる」のキッカケが挫折にあるという訳です。どうにもならない背水の陣から「これはもうやるしかない」っという、切羽詰まってがむしゃらに行動すると自分に納得できる結果が伴ってくるのです。

その結果、どのような挫折に対しても対処できるという免疫がついてくるのです。繰り返しているうちに、その免疫が強固なものになって来て挫折のたびに燃えてくるのです。まさに私の人生がそのものであり、どうしようもなかった挫折を素晴らしいチャンスに変えてしまったのです。

つまり
挫折は最大のチャンス
だと思います

この特集ページでは私が実際に経験したことから、破産宣告しかないという絶対絶命の状態から、一歩も引かない開き直り行動で解決に向かって行き、すべて自分の思い通りに解決したという「サラ金地獄からの脱出劇」を紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。

サラ金地獄からの脱出行動

【1】何とかする目標に頭を切り替える

不安をいらだたせながらも自転車返済の繰り返しで、ついに返済不能のときがやってきました。もう迷う必要はありません。まずは何とかする目標に頭を切り替えることから始まりました。まず公の銀行・国金無担保融資の大幅減の交渉です。

合計130,000万円を1年間は利息のみの毎月7,000円。1年後から毎月の支払いを27,000円までに変更しました。住宅ローン・住宅金融公庫の交渉も、151,000円から56,000円まで、なんと95,000円の大幅減で承認されました。(住宅ローンは1年後の交渉で完済まで71,000円の支払いで承認)

とりあえずサラ金以外の借り入れ返済が281,000円から、一年目は63,000円二年目からは98,000円です。当然支払い期間は伸びますが、その間に立て直しなさいという意味でしょう。公の証貸しと住宅ローンに支払いに余裕が出来ましたので、いよいよ次のステージ「サラ金地獄からの脱出劇に移ります。これから長い戦いが始まります・・・

サラ金地獄からの脱出!サラ金地獄に陥る罠と整理方法

【2】サラ金地獄に陥る罠とメカニズム

サラ金業者と話し合う前に、どのような方法にするかを考えます。最初に自分を把握するために、住宅ローン・証貸しは解決済みなのでサラ金業者の借入先のすべてのデーターを作ります。借入をはじめた日付け・毎月の支払い額・残高額などを分かった範囲で書き込み、毎月いくらなら支払えるのかを明確にします。

長々と書き込んで借入復歴を確認していると「あれー」ハタと気がつきます。サラ金地獄に陥る罠です。サラ金整理方法には5つありますが私が選んだのは特定調停です。

【3】信念を押し通すことに快感

迷わず特定調停を選んで、実際に行動してみると以外と超簡単で、手続きも親切な説明があり費用も数千円で誰にでもできます。特定調停とは裁判所の効力を持ちながら任意で解決していく、というもので裁判とは違います。相談員は現職ではなくてOBの方で、ちょっとしたボランティアです。しかし相談は裁判所の一室で行いますので裁判所の効力はもっています。

手続きをすると一切の催促が止まります。調停委員を通さなければ違反になるからです。解決すると支払いは楽になりますが決めたことを実行しないと、今までのようなダラダラ催促とは違って裁判所からの即強制です。何度も調停にで向かわなければならないというデメリットはありますが、立て直すことができるので生活はずいぶん楽になります。

サラ金地獄からの脱出!調停委員を味方につける

【4】調停委員を味方につける

信念を押し通すことに快感を覚えながらも、交渉をしていきますが内容はかなり厳しいです。最初は調停委員も乗り気がなく個人再生・自己破産を進めてきましたが、他の方法はどれも逃げるイメージがあったので、本能的に特定調停と決めていたのです。

「この条件なら何があっても支払ってみせる」という言葉が響いたのでしょうか、「業者がすんなり認めてくれましたょ」「いやーおどろききました」で満面の笑みでした。調停委員の心が動いたのです。トントンと話が進んでいく快感に感動の毎日で、5社自分の思い通りに解決。大きなウロコがボロンと音を立てて落ちたことを覚えています。

【5】超難関のサラ金業者との直接対決

最後に超難解の交渉が待っております。残る一社ですが持ち家を根抵当権仮登記にしているために、特定調停に応じず絶対に後に引かないという、強き態度のサラ金業者との直接対決です。以後は特定調停からは手が離れて業者との直接対決です。

「元金の200万円を払えるように分割にしてください」「それは絶対に無理です、利息300万円を含めた500万円をどうするかです」全く同じ内容で聞く耳を持たない感じに、いつまでたってもラチがあかないので、ついにケツをまくったのです。その結果ついに業者から条件を付けてきました。解決への光がまぶしいくらい輝いてきました。そしてそしてめでたくサラ金地獄の終結です。

サラ金地獄からの脱出!借金交渉の秘訣

【6】借金交渉の秘訣

サラ金地獄からの脱出劇から学んだことがあります。借金で業者と交渉するときには、最初に「それは絶対に無理です」っというお断り文句から始まるのです。この言葉は挨拶変わりなので、「っあ、そうですか」と納得したり引いたりするしぐさを絶対に見せてはいけません。

「逆の立場になって考えてみるとどうだろう」です。自分が業者になって値切ってくる人を丸め込む側です。「この人をどうにかしてあげたい」という気持ちになるのは、どんな人かということです。ゴネ得をチラつかせるような人には意地でも拒否したくなるものです。

関連記事一覧