
1年かけて変わる!小さな一歩が未来を変える習慣術
「焦らなくていい、ゆっくりがちょうどいい」「過去のことは過ぎたこと後悔などする必要はない」「未来のことは行ってみたとがないのだから、アレコレ考えたところでしょうがない」「今をどのように楽しく過ごすか」。
私も本日(5月16日)75歳になりましたのを機に、自分の心の中に潜んで自分をコントロールしている「もう一人の自分」に成り切ったつもりで、実際に行動している私自信に向けて、語り掛けるような文章にしてみました。
なぜ続かないのか考える
ねぇ、最近こんなことを思ったことない?
「どうして私は何をやっても長続きしないんだろう」って。
新しいことを始めるたびにワクワクするのに、数日経つと気持ちが薄れていって、いつの間にかやめてしまっている。そんな自分にがっかりして、ちょっと自己嫌悪になってしまう。
でもね、それってあなただけじゃないし、それが「意志が弱いから」ってわけでもないんだよ。人間の脳っていうのは現状維持が大好き。だから急な変化には、ブレーキをかけようとする性質がある。どんなに素晴らしい目標を立てても、その変化が急すぎると無意識のうちに戻ろうとするんだよね。
「三日坊主」は欠点じゃない。ただの「自然な反応」なんだ。だったら、それに逆らうのではなく、うまく付き合っていく方法を見つければいい。まずはそこからスタートしてみよう。
悪い習慣がつく理由
不思議だと思わない?
体に悪いことや、やめたいと思っている習慣ほど、気づかないうちに定着してしまう。たとえば、夜ふかしやスマホの見すぎ、甘いお菓子に手が伸びること。どれも「ちょっとだけ」のつもりだったのに、いつの間にか毎日やるのが当たり前になってきている。
なぜそんなに簡単に染みついてしまうのかというと、それらはすぐに気持ちよくなるから。
甘いものを食べれば一瞬で幸福感が得られるし、夜ふかしは自分の時間を取り戻した気になれる。
でもそのすぐに結果が出る快感って、長くは続かない。あとで後悔することが多いのも、きっとあなたも分かってるよね。
一方で良い習慣は時間がかかる。だからすぐに報われた気がしなくて、つい投げ出したくなる。だけど焦らず少しずつ積み重ねれば、それはいつかちゃんと未来の自分を守る習慣になる。信じてみよう。

良い習慣はゆっくりで
ここからが大事なところ。
良い習慣を身につけるには、焦らないことが一番大事なんだ。「すぐに結果を出そう」とするほど、挫折の確率は高くなる。たとえば毎朝30分走るという目標を立てても、最初からそれを完璧にやろうとすると1週間で疲れてしまう。それよりも最初は「外に出てみるだけ」「5分だけ歩く」から始めたほうが、案外長く続くんだよ。
そしてね、続けることでしか「習慣」にはならない。どれだけ小さくてもいい。毎日1ミリでも昨日より進んでいたら、それは前進してるってこと。
私たちが何かを変えたいと願うとき、それは過去の自分への挑戦でもある。だからこそ優しく・着実に進もう。習慣はゆっくりがちょうどいいのだから。
小さな一歩を積み重ねる
習慣は特別なことを続けるのではなく、できる範囲で毎日やるという、ささやかな積み重ねなんだと思う。たとえば毎朝歯を磨くように・顔を洗うように。そういう生活の一部にしてしまえば、それはもう特別な努力じゃない。
1年後の自分を想像してみよう
そのときに「今より少しだけ健康」「今より少しだけ穏やか」になっていたら、それは十分すごいこと。劇的な変化じゃなくても、静かに変わっていく道を歩む人は、とても強い。
「ちょっとだけやってみる」
「今日は5分だけ」「1行だけ」
そういう小さなステップが、未来を大きく変えていく。
できた日をカレンダーに〇をつける。
できなかった日は「お休み」と書いて許す。
そうやって、自分のペースで少しずつ積み上げていこう。

理想の自分と仲良くする
変化は静かに訪れる
最後に、こんな言葉を贈ります。
大きな夢ほど、ゆっくり歩く。
ゆっくり歩くほど、しっかり根付く。
あなたが今、何かに挑戦しているとしたら、すぐに結果を求めなくていい。
失敗したって、何度だってやり直せる。
大切なのは「今日の一歩」を大切にすること。
その積み重ねが、いつかきっと「習慣」になって、あなたの一部になるから。
だから今日も、ちょっと深呼吸して、自分にこう言ってあげて欲しい。
「よし、今日はこれでいい。明日もまた、ゆっくりやっていこう」
最後に伝えたいことがあるんだ。
私たちの中には「理想の自分」と「現実の自分」がいる。
前向きなときは前者に憧れて、うまくいかないときは後者にがっかりしてしまう。
でも、どちらかが正解で、どちらかが間違いなわけじゃない。
どちらもあなた自身だということを忘れないで欲しい。
できなかった日があっても、諦めたわけじゃない。
止まっているように見えても、それもきっと必要な休憩時間なんだと思えばいい。
「もう一人の自分」から、そっと声をかけてあげよう。
「今日もよくやったね。明日も、また一歩、ゆっくり歩いて行こう」