サラ金地獄からの脱出!超難関のサラ金業者との直接対決

サラ金地獄からの脱出!超難関のサラ金業者との直接対決

サラ金地獄に陥りついに支払い不能事態。大ピンチに見舞われ何とかする目標に頭を切り替えてから、長い闘いが始まりました。とりあえずサラ金以外の銀行・国金無担保融400万円に対しては、毎月の支払額の13万円を2万円まで大幅減。さらに住宅ローンも大幅減。サラ金の処理は裁判所の特定調停を利用し進めることに決めたのです。

今までにサラ金業者6社のうち5社までは、無事解決することができました。しかし・・・

最後に超難解の交渉が待っております
残る一社ですが
家を根抵当権仮登記にしているため
特定調停に応じず絶対に後に引かない
という強き態度の
サラ金業者との直接対決です

仮登記でも
それなりの覚悟をもって下さい

っという訳です

特定調停に応じないサラ金業者

6社のうち残りの一社のみ(借入額200万円)ですが持ち家を根抵当権仮登記に入れていることを理由に、かたくなに拒否してきたのです。仮登記なのですが「それなりの覚悟で借りたのですから、今まで通りに支払って下さい」と特定調停を拒否、とうとう出廷してきませんでした。以後はこの特定調停からは手が離れ、今度からは業者との直接対決です。これも自分なりに対処しました。

さて、これからが正念場です
ググっと熱がこみあげてきます

今までの話合いやウロコ落ちまくりなど、まったく変わっていた自分がおります。自分の信念を押し通すことの重要性と、相手に納得してもらうための知識が作り上げられていますので、絶対に解決していける自信がありました。っと言うよりもここまで来たら解決できないという不安は一切ありませんです。

「絶対に無理です」「あきらめてください」一歩も引くことはできません」の、強硬な態度に怯むどころか、静かながらにも闘争心をムラムラと、むきだしている自分おりました。妙に落ち着いているのです。こちらも負けないくらいの、一歩も引かない本気の本気モードのオーラで、自分のイメージ通りに進んで行くことになるのです。

サラ金地獄からの脱出!超難関のサラ金業者との直接対決

サラ金業者と直接対決

まずは直接対決に入る前に5社の支払いが終わるまでの4年間は、毎月1000円ずつ振り込みました。全く何もしなかったら、あとの話し合いに不利になるからです。「1000円でも毎月払ってるじゃあないかこれが精一杯の誠意です」という意味です。さて月日は流れて4年後に5社の支払いが無事終了、久しぶりに電話をしました。

「お久しぶりです。他の5社は無事完済したので電話してみました」
「お電話ありがとうございます。元金200万円と利息が300万円で合計500万円になっております。っで、どのように」
「前にも言ったように利息は無理です。元金の200万円を払えるように分割にしてください」
「それは絶対に無理です。合計500万円をどうするかです」

全く同じで聞く耳を持たない感じです
そのような決まり文句は無視
元金200万円を4万円の50回払い
を徹底しました

業者はいろいろと屁理屈を並べて、高飛車な態度で言ってはおりますが、当然ですが、むし・ムシ・無視のでんでん虫で全く眼中にはありませんです。毎回電話でしつこいぐらいにこの繰り返しです。

長引くと相手が焦ってくる

ポイントは「借りたものは返したい」ので「支払えるようにして下さい」「元金200万円でも苦しい」「4万円づつ50回払い」「これなら何があっても支払う」「踏み倒しは避けたい」「だ・か・ら・4万円づつ50回払い」「それ以外だと、また同じように迷惑がかかる」などと支払いたいという本気の流れを、繰り返し・繰り返し・繰り返し言ってました。

基本的には「返したいのだ」という意思を、もーっしつこいぐらいに、繰り返しアピールしていたようです。このころから「逃げていてはだめだなー」「逃げていると、業者も専門的に方法など考えて追いかけてくる」「だからますます、面倒になってくる」「やっぱり逃げていては追いかけてくる。ってかー」っと感じてくるようになったのです。さらに・・・

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続けていると慣れてくる

長く続けていると業者慣れしてくるのか、気分転換気味に「ちょっとヒマだから、電話でもしてみるか」です。「もしもし、お互いに大変だねー」「そうですかー、だったら逃げるしかないか」「それもアリかもしれないですね」「いや、いや、本気で考えねばいかんかなー」「踏み倒して逃げるしかないかー」「お互いに嫌だね」「じゃあまた」っです。よくよく考えてみると、私よりも業者のほうがイライラと焦っているはずです。電話口ですが何となく感じてきます。

私の方は別に焦る必要などはないのです。長引いて困るのはサラ金業者の方なのです。ここまで長引いたら気楽なものです。もちろん結論がでるまでは、コツコツと毎月1000円づつ振り込んでおります。よし、こーなったら「どうにかなるわいな」「結末を見てみたいな」っと開き直りです。

業者慣れ・交渉慣れ・開き直り 

応じるか応じないかは結果論であって、行きつく先を確かめてみたい。という感じになってきましたです。「大きな器になってきたなー」っという感じに余裕なのです。結果がどうなろうが、まったく不安はありません。良くも悪くも自分のおこない次第。神様はちゃんとみているはずです。

なるべくしてなったらそれが運命。納得結果にアワアワと従っていくだけです。さぁ、あともう一息・もうちょっとです。これだけ全力投球して押し通したのだから、もう悔いはありません。

さぁどうするのかねサラ金さん
・・・ うーーむ、カッコイイ
そして

サラ金地獄からの脱出!超難関のサラ金業者との直接対決

ついにケツをまくる

まったく進展のないまま、このような話し合いが、繰り返し繰り返しと何度も続きます。すべて電話です。そして同じ事の繰り返しで、いつまでたってもラチがあかないので、そろそろとか思い始めていたある日のことです。絶好調でしゃべっていると、何か言葉のはずみで、つい口から出ましたであります。

「・・・」
「分かりました」
(鼓膜が破れるくらいの大声で)
「もーいい」

「これ程言っても、応じてくれないなら、こちらも覚悟を決めます」「すぐにでも家を処分して、逃げの人生に入ります」「どんな方法を選ぶかは今から決めていきますが、そう決めてしまったらあなた方には一円も入れません」「自分の人生を捨てて逃げる訳ですから、当然ですがあなた方の借金を踏み倒すという形になります」「もう話し合いに、キリをつけたいのです」と、まったくの迷いもなく投げやり的に強い口調で言ったように思います。

堰を切った格好なので、勢いから何をいったかは覚えていないのですが、かなりきついことをダラダラと喋っていたように思います。いま振り返ってみるとここが勝負どころだったのでしょう。今まで溜め込んだ本気の流れの思いを、一気にはきだした感じです。もちろん毎月の1000円振り込みもありません。

私の場合は、「えーい、めんどくさい奴らじゃのー」「もーっいい」なんて、ギリギリまで辛抱するけれども、ある期を境に急変することがしばしばあります。この日も電話をする前までは、軽い気持ちで「又ちょっと電話してみよーっと」という感じだったのです。まさか逃げるような話になるとは、少しも考えてはいませんでしたが、一度堰を切った手前「もう、あとには引けないな」っという気持ちになってきたのです。こうなったら後は今までイメージしていたことや言いたいことを、相手の鼓膜が破れてしまうのではないかというぐらいのケンカ罵声です。

いきなりの
開き直り態度も必要かな
っとも感じたりして

サラ金地獄からの脱出!超難関のサラ金業者との直接対決

やっと解決の光が

かたくなに、業者の言いなりになっていたのでは、自分が不幸になるだけ「元金の200万円を4万円づつ50回払い」を徹底して、かなり強気に何度も何度も交渉して、最後にケツを巻くってしまったという結果になってしまいましたが、ついに業者から条件を付けてきました。

「じゃあ、こうしませんか、元金の200万円を4万円づつ60回払い。つまり10回分の40万円だけ下さい」という訳です。これはかなり譲歩した態度です。こちらの言い分を聞き入れたということなのですが、想定外の返答に躊躇していると「返事は、今すぐでなくても良いですょ。ここまで来たのですから少し考えてから又電話下さい」

躊躇していたのは、信じられないからです。内心では「やったー」と思いました。考えようによれば、普通200万円借金した場合、今までの4年間と、これからの5年間の9年間を考えてみれば40万円は安いものです。それに、ダラダラと毎月15万円ドブに捨てていたころに比べると、すごい飛躍です。解決への光がまぶしいくらい輝いてきました。

本来ならばすぐにでも「それでお願いします」と返事をしたかったのですが、少しクッション置いた方が良いような気がしたのです。しばらくしてから高鳴る胸の鼓動を抑えながら、冷静をよそおいながら電話しました。「この前の条件で上申してみて下さい」と伝えました。決定は窓口の判断ではなく幹部に上申して会議して、そこで検討してから決定するのです。

もしこの条件を拒否して、元金200万円にこだわって上申を繰り返していると、ゴネ得みたいな感じに受け止められて、拒否されてしまったら「じゃあ今の条件4万円づつ60回払いにしてょ」は通らないのです。ヘタすると業者も意地になってきて、ややこおしくなってきます。窓口から「4万円づつ60回払い」の条件を言ってきたということは、幹部からの指示なので「貴方さえよろしければ、これで決まりましたょ」という意味なのです。

サラ金解決への秒読み

さて、さて、待ちに待った日がやってきました。しばらくしてから電話しました。「元金の200万円を、4万円づつ60回払いで決定しましたが、それでよろしいですか」「分かりました、それだったら何があっても必ず支払います。それでよろしくお願いします」

っで、めでたく
サラ金地獄の終結です

電話交渉は京都ですが、書類は広島支店に郵送してくるので、そこに出向いてサインするだけです。サラ金地獄の解放までかなり手こずり、ずいぶんと年月がかかりはしましたが5年後に無事完済、思い通りに解決してすっかりと楽になりました。いま考えてみればずいぶん無茶苦茶だったように思いますが、このときの挫折・経験・考え方が、それからの人生に、この挫折以上に大きく役立って現在にも続いております。

そして最後に、このサラ金地獄からの脱出劇からから悟ったことがあります。挫折しなければ分からないことなどがあります。実際に行動してから気がついたことがあります。反省を含めて改めて自分の思いを書き込んでおりますので、よろしければ一読・参考にしていただきたいと思います。

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【特集記事】サラ金地獄からの脱出

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