失敗の受け止め方

失敗は終わりではなく始まり。挫折から学び、成長につなげるための思考法と行動のヒントをお届けします。

自分を客観的に見るトレーニング!「潜在意識」と「顕在意識」を整える思考法

自分を客観的に見るトレーニング!「潜在意識」と「顕在意識」を整える思考法

自分の中にいる「もう一人の自分」は、あなたの潜在意識そのもの。無意識のブレーキが行動を止め、挫折を繰り返す原因になります。しかし、その存在を客観的に観察し、味方につけることで人生は変わってきます。この記事では「潜在意識」を活かして「理想の自分」に近づく実践法を紹介します。

一生懸命に過ごしてきても暮らしは一向によくならないし、それどころかますます落ち込むばかり。周りを見渡してみても、のほほーんとしているのに、しっかりと収入のある人や幸せに暮らしている人達がたくさんいます。

やっていることは私のほうが数倍苦労しているのに、いったい何が違うのだろう。一生懸命に働いているし周りの人達にも迷惑かけないように、充分なくらい気を配っている。なのに「何だろう」っと思いながらもぼんやりと過ごす毎日、月日だけがいたずらに過ぎて行きます。

自分を客観的に見る

私の場合ですが、あるときに第三者的な目で自分を眺めているような感じを受けたことがあります。

うっすらと気がついた
この第三者って

ひょっとして
自分自信のこと
ではないのかな

つまり
「もう一人の自分」です

自分の中に
「もう一人の自分」
が居座っている

その
「もう一人の自分」とは
本来成るべき
自分の姿ではないのかな

うまくいくはずの自分を
「もう一人の自分」
の目線で見てみる

このようにイメージしながら過ごしていると、足踏みしている自分の姿が見えてきます。たぶん「うまくいく為の能力はあるのだからすぐに前に進めば」っとか言ってるような。そして・・・

うまくいっている自分に
成り切る

それをメッセージとして
伝えている

このように「もう一人の自分」が今の自分にメッセージとして伝えているっと考えてみると、冷静に自分を見つめることができるようになります。そして自然と考え方も変わってくるようになったのです。

もう一人の自分がいる!もう一人の自分がブレーキを掛けている

「もう一人の自分」の正体を知る

無意識にあなたを操る
「もう一人の自分」

その正体を知ることが
「人生を変える」第一歩です

がむしゃらに頑張っても成果が出ない。それは「潜在意識」という「もう一人の自分」がブレーキをかけているからかもしれません。

「もう一人の自分」とは、あなたの心の中で無意識に判断しながら行動を導いている「潜在意識」のことです。普段は意識してはいませんが、この「潜在意識」こそが日々の選択や思考のクセを作っているのです。たとえば「うまくいかない」と感じるときは、潜在意識がブレーキをかけている証拠かもしれません。人は変化を恐れる生き物です。だから潜在意識は、あなたを守ろうとする一方で、現状維持を好むという性質を持っているのです。つまり、前に進みたいと思っても、「もう一人の自分」が今のレベルにとどまらせようとしているのです。これが「行動できない原因」のひとつです。

しかし、「もう一人の自分」は敵ではありません。むしろ、あなたが本来目指している「理想の自分」の姿を映し出す鏡でもあります。うまくいっている未来の自分が、今のあなたに「そっちじゃないよ」とメッセージを送っているのです。この「潜在意識」の声に気づけるようになると、思考の方向性が変わり始めます。人生を変えたいと願うならば、まず「もう一人の自分」と対話する意識を持ちましょう。

「潜在意識」
を理解することが

「自己成長」への第一歩
になるのです

「自己観察」のトレーニング

「視点」を変えてみる

感情に振り回されない
ために必要なのは
「もう一人の自分」の視点
で自分を見る力

客観的に自分を見ることができれば、思考も行動も変わっていきます。その方法が「自己観察」です。

うっすらから確信に変わってくると視点が変わってきます。将来なっているはずの「もう一人の自分」が「あなたのいく道は、こちらですょ。そんな所でモタモタしていないで早くきなさいょ」と、たまりかねて言ってるような。マジで、そのように考え始めてみると、いろいろな場面での見かたが違ってきました。そして当然ですが行動も変わってきたのです。

ふっと気がつくと不思議なことに今までつき合っている人達が、いつの間にか入れ変わっていたのです。「コレって何なんだろう」今までは自分の進んでいく道とは接点がなく、ただ周りの空気に流されていただけだと感じ始めたのです。

人生を思い通りに変えるためには、「自分を客観的に見る力」が欠かせません。多くの人は感情の流れのままに反応して行動していますが、それでは潜在意識の支配から抜け出せません。そこで有効なのが「自己観察」です。たとえば、イライラしたときに「今、自分はなぜ怒っているのか?」と一歩引いて観察するだけで、感情の正体が見えてきます。これが自己観察の第一歩です。

「自己観察」を続けていくと、「潜在意識」がどのような思考のクセを持っているのかが分かるようになります。過去の経験から作られた「思い込み」「決めつけ」に気づくことで、無意識のブレーキを外せるようになります。日常生活の中で「もう一人の自分が今の自分を見ている」と意識してみてください。その「視点」に立つことで、自分の行動を冷静に判断できるようになります。

「自己観察」は、「潜在意識」を味方につけるためのトレーニングです。最初は違和感があっても続けるているうちに「もう一人の自分」との対話が自然にできるようになります。客観的に自分を観察する習慣を持つことで、行動が整い・人生の方向性も明確になっていくのです。

もう一人の自分がいる!もう一人の自分がブレーキを掛けている

今のレベルで進んでしまう

そのように考えて過ごしていると気がついたことがあります。「もう一人の自分」は今の自分レベルで容赦なく進んでいきます。いくら自分が前に進もうと頑張ってみても「もう一人の自分」が今のレベルに満足していたら、絶対に前には進めないりのです。たとえ何かの拍子で進んだとしても、ある程度まで行くと今のレベルに戻ってくるような作用が働いてきます。ヘタするとうまくいったときの反動で、勢いよく落ち込むこともあります。これが・・・

よく言う「挫折」です

つまり今の自分のレベルでしか進むことができないのです。それは・・・

人間には
すべての行動に対して
レベルを超えると
ブレーキかかってくる
という習性があります

つまり
「もう一人の自分」
が制御しているのです

困ったことに、いくら自分のレベルを上げようと頑張ってみても、今のレベルを維持しようと「もう一人の自分」がブレーキを掛けてくるのです。だからなぜか前に進めないという悪循環。分からないままに「もう一人の自分」にコントロールされ、無意識に行動をしている。いつまでも「もう一人の自分」の存在にに気がつかないでいると何だか思うようにならないという日々が延々と続いていくのです。

ブレーキで悪い印象を与えている「もう一人の自分」ですが、悪い事ばかりではありません。前記事でも触れておりますが「もう一人の自分」(潜在意識)は、良い事と悪い事の判断ができないのです。ともすれば良い事に対しては努力・地味・忍耐などが必要となり、実現するのには時間がかかり過ぎます。そのために単調な努力ばかりで結果が長い間伴わないものですから、いつの間には忘れてしまっている、そしてあきらめているという訳です。

しかし身近な道楽といった悪い事などには、すぐに結果が出てくるものですから取っ付きやすく、好きなものばかりですからいつの間にか長く続いているという訳です。これがよく耳にする依存症となってくるのです。っで、良い事の依存症になった人達が、いわゆる成功者と呼ばれているほんの一握りの人達なのです。

うーーむ、何とか良い事の依存症にはならないものかなと思ったりするのですが・・・

「挫折」は素晴らしいチャンス

人間はときとして、自分では信じられないような行動をしてしまうことがあります。切羽詰まったときなどには思いもかけない行動を起こしてしまいます。後でよくあんなことができたなぁと思うのは、素晴らしい能力を持った「もう一人の自分」「これではいけない」っと危険を察して対処せざるを得ないのです。危険なめにあったときは考えているヒマなどないので「もう一人の自分」が、自分の身を守るための行動に、ブレーキをはずして暴走しているのです。切羽詰まっているから無意識なのです。

いわゆる
火事場の馬鹿力
です
「もう一人の自分」は
それほど偉大なのです

普段は「もう一人の自分」を自分で閉じ込めているだけなのです。そうしないとしょっちゅう火事場の馬鹿力を使っていたら疲れてしまい、身も心もボロボロになってしまいます。そうして考えてみれば困難になったときは、逆に「もう一人の自分」の能力を発揮させる絶好のチャンスなのです。分かりやすくいうと挫折にあって、この火事場の馬鹿力を発揮している回数が多いい人ほど習慣化慣れしてくるのか、思い通りに過ごしたいという自分ができあがってくるのです。

挫折が多いいことは
素晴らしいチャンスなのです

一見悪いようにみえるブレーキも、良い方にも掛かってくるという訳です。すべての人がすべて思うように行動していれば、野獣化して強いもの勝ちになってしまい世の中メチャクチャになってしまいます。そうならないように、みんなが楽しく暮らせるように悪い事に対してはブレーキが掛かっているのです。このように良いようにも悪いようにも働いているブレーキですが、必要に応じて制御したり暴走したりと使い分けてみたいと思いませんか。

自分を客観的に見るトレーニング!「潜在意識」と「顕在意識」を整える思考法

「もう一人の自分」を味方にする方法

「失敗」や「挫折」は
あなたの「潜在意識」が
「本気で動き出す」サイン

そこに
人生の転機が
隠されています

「なぜいつも同じところでつまずくのか」その答えは「もう一人の自分」が教えてくれます。

多くの人が「挫折=失敗」と捉えがちですが、実は挫折こそ「もう一人の自分」が力を発揮する「チャンス」なのですが、人は追い込まれたときに、信じられないほどの力を発揮することがあります。いわゆる「火事場の馬鹿力」なのです。これは潜在意識が「これ以上は危険だ」と判断して、ブレーキを外して全力で行動させているからです。つまり「もう一人の自分」はあなたを守るだけでなく、必要なときに本来の力を引き出してくれる存在でもあるのです。

この力を日常でも使えるようになるには、「うまくいっている自分」成り切ることが大切です。理想の自分を頭の中で鮮明にイメージしながら、その姿で行動して行く。潜在意識は「イメージされた自分」を現実化しようと働きます。挫折したときこそ「これは成長のチャンスだ」と受け止め、「もう一人の自分」の力を信じましょう。

ブレーキを恐れず、「自己観察」を通して潜在意識と仲良くなること。これが「人生を思い通りに変える」最も確実な方法です。「もう一人の自分」を味方につけた瞬間、あなたの中のブレーキは「推進力」へと変わり、未来は確実に動き出してきます。

【要点まとめ】
〇 「もう一人の自分」は潜在意識。行動のブレーキも味方にできる。
〇 自分を客観的に観察することで、思い込みの枠を超えられる。
〇 挫折はチャンス。理想の自分に成り切れば、人生は必ず変わる。

【続きの記事】

【特集記事】「もう一人の自分」に気づい時から人生は思い通りに変わる

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