感情のコントロール

怒り・焦り・落ち込みなど感情の波に流されない心を育てるコツを紹介。自分の感情と上手に付き合う技術を学べます。

人生を変える鍵は「もう一人の自分」!潜在意識を味方にする方法

人生を変える鍵は「もう一人の自分」!潜在意識を味方にする方法

人間あることに気がつかないでいると、何をやってもうまくいかないものです。っというよりも、無意識に考えていることとは反対の行動をしているのです。

そのあることとは

自分の中に
「もう一人の自分」
が居座っている
ということなのです

自分の考えている通りに
いくかいかないかは
「もう一人の自分」
次第なのです

人生を思い通りに変えたいのに、なぜかうまくいかない。努力しても結果が伴わず、思い通りに進まないと感じるとき、その原因は「もう一人の自分」にあるかもしれません。人間には「顕在意識」「潜在意識」二つの領域が存在しており、そのうち大きな力を持つのが「潜在意識」なのです。普段は意識できない無意識の行動をつかさどり、表情や態度・選択の多くを決めているのが、この潜在意識に潜む「もう一人の自分」なのです。

潜在意識と顕在意識の違い

「潜在意識」と「顕在意識」の違いを理解することは、自分を変える方法の核心です。顕在意識が前に進もうとしても、潜在意識に刻まれた思い込み無意識の行動が逆方向を向いていれば、人生は思うように前には進むことはできません。

人間の意識は大きく分けて「顕在意識」「潜在意識」の二つから成り立っています。顕在意識は「考える」「判断する」といった日常の意思決定を担っていますが、氷山の一角のように全体のわずか数%にしかすぎません。残りの大部分を占める潜在意識こそが、実際の行動や選択を決定づけているのです。

すべての情報はまず潜在意識に入ります。そして「自分に必要かどうか」を選別するフィルターを通して顕在意識に届きます。このフィルターこそ「アイデンティティのフィルター」と呼ばれるもので、あなたの個性や自分らしさをつくり出している重要な仕組みなのです。

生まれたばかりの頃には、このフィルターは真っ白で何の色も付いていません。だから赤ちゃんは誰を見てもニコニコできるのです。しかし成長するにつれて経験や出来事から「思い込み」が積み重なり、フィルターは徐々に色づいていきます。そして10歳前後になると、ほぼその人の基本的な価値観や反応パターンが固まってしまいます。

ここで問題になるのが、潜在意識に刻み込まれた「否定的な思い込み」です。例えば「自分にはできない」「人は信じられない」といった思い込みがフィルターを通じて顕在意識に伝われば、前に進もうとしても無意識の行動はブレーキをかけてしまいます。結果として、努力しているのに進めない、やろうとしても続かないといった矛盾が生まれるのです。

つまり、人生が思い通りに進まない大きな理由は、顕在意識と潜在意識の方向が食い違っていることにあります。表面的な意志よりも、深層にある潜在意識の影響の方が圧倒的に強いからです。この仕組みに気づければ、なぜ「もう一人の自分」が行動を左右してしまうのかが理解できるでしょう。

「条件反射」と「無条件反射」

「もう一人の自分」にコントロールされて、無意識に行動している自分がいるわけですが、この無意識行動にも二つのパターンがあります。何かの条件で行動している「条件反射」と、反射的に動いている「無条件反射」です。

「条件反射」ですが、梅干しを想像すればそこに梅干しがないのに唾液がでてきます。幼いころに犬に思いっ切り吠えられてから、小犬を見ただけで怯えてしまう。つまりある条件に反応して無意識に動いてしまうのが「条件反射」です。それでは「無条件反射」ですが、たとえばボールが飛んでくれば反射的に避けてしまうように、自分の意思とは関係なく無意識に反射して行動するものです。

この「無条件反射」ですが自分の意思とは関係なく、「もう一人の自分」が身の危険を察知して反射的に避けているのです。これが「無条件反射」であり、治すことができないし治す必要もありません。まだ何も分からない幼いころには、アイデンティティのフィルターが真っ白なので、誰がきても何があってもニコニコしています。しかし大人になるにつれて日々の出来事から「思い込み」が出来上がってくるのです。

イヤなことからは無意識に顔がゆがんでしまいます。気にいらない人が近ずいてくるだけで、こころのアラームが鳴り響いて戦闘態勢に入ってきます。過去の嫌な経験などから、いつの間にか無意識に避けて行動しているのです。

無意識にしているから
気がつかないだけです

もう一人の自分がいる!自分を思い通りに変えるにはもう一人の自分に気がつくことから

うまくいかない雰囲気

「うまくいかない」と思っている人は、普段さりげなくしている行動や表情などに、うまくいかない雰囲気を今までの思い込みから無意識に作り出しているよう感じがしてなりません。何だか乗っている馬がうしろに向いているイメージです。

ムチでたたけばたたくほど
馬はうしろに進んで行きます
その馬の上に乗っている

「もう一人の自分」とは、馬と同じぐらいの威力があるのです。乗っている馬を同じ方向へ向けさえすれば、スムーズに前に進んでくれるのに、人間であるが故に思い込みやプライドなどが邪魔をしているのです。自分が乗っかっている馬の手綱(たづな)を上手に操りさえすれば、自分の思うように進んでいけるという理屈になるのです。

「もう一人の自分」を知る

この「もう一人の自分」を意識・理解することで、うまくいくための本質が見えてきます。

自分の中に
「もう一人の自分」がいる

しかし
行動はどちらかにしかできません

自分は前に行きたい、しかし「もう一人の自分」は後を向いている。こんな状態のときはどちらに進むのでしょうか。間違いなく100%「もう一人の自分」の方向に進んで行きます。いくら自分が前に進もうと思っていても、「もう一人の自分」が後ろを向いていると絶対に前には進めないのです。焦ればあせるほど後ろに進んでいくのです。

たとえば「こいつ、ぶん殴ってやる」っとか思っても実際にはできないですよね。意に反して「もう一人の自分」が「ダメだょ」っと制御しているのです。このようにしたいと思った時に「もう一人の自分」が「ダメだょ」「できるわけがない」と制御しなければ、みんな好き勝手のやり放題で世の中メチャクチャになってしまいます。

もし言うことと行動することが違っていたり、うまくいかない・考えている通りに行かないという人は、「もう一人の自分」が後ろを向いている状態になっているのです。

犯罪者と天才に、たった一つだけの共通点があります。それは自分の思いが叶ったという現実です。自分をコントロールしている「もう一人の自分」は事の良い悪いの判断ができないのです。故に「もう一人の自分」をどちらにコントロールしているかだけの違いなのです。

つまり、無意識の行動とメンタルブロックの仕組みを理解することが、自分を変える第一歩になります。ここに気づけば、なぜ人生が思い通りにいかないのか、その根拠が明確になるのです。

犯罪者になるか
天才になるかは
紙一重なのです

もう一人の自分がいる!自分を思い通りに変えるにはもう一人の自分に気がつくことから

「もう一人の自分」はどこにいる

ところで
「もう一人の自分」って
どこにいるのでしょうか

前回でも書き込んでおりますがもう少し説明します。人間の意識には顕在意識と潜在意識の2つの領域が存在します。すべての情報はまず潜在意識に入ってきます。そこから自分に必要な情報だけを顕在意識に伝えますが、この中間には情報を選別する為のフィルターがあります。

アイデンティティのフィルター です

自分に必要な情報を選別しているアイデンティティのフィルターですが、自分らしさ・個性のようなもので、普段の生活の中から生育されていきます。生まれた時にはまだ真っ白ですが、徐々に育成されていき経験した思い込みからだんだんと強固な物になり、10歳前後にはほぼ確定してくるのです。誰でも平等に入いってきている潜在意識の情報の中からチャンスを選ぶのかダメ・ムリを選ぶのか。

どちらが顕在意識に伝わるかは
アイデンティティのフィルター
の育成次第なのです

どうやらこのあたりに
「もう一人の自分」
が存在しているようです

恐るべきメンタルブロック

問題は、この条件反射が積み重なることで「思い込み」が強化される点にあります。嫌な経験が増えるほど、潜在意識は「自分にはできない」「これは危険だ」と判断し、無意識に避ける行動をとるようになります。やがてその繰り返しが、強固な「メンタルブロック」を生み出すのです。

メンタルブロックとは、まさに人生のあらゆる場面にブレーキをかける存在です。頭では「挑戦したい」「変わりたい」と思っていても、潜在意識の奥にあるブロックが「無理だ」「失敗する」と信号を送り、結果的に行動を止めてしまう。これが「努力しているのにうまくいかない」という感覚の正体です。

アイデンティティのフィルターがネガティブになっていれば、何をやってもうまくいきません。このネガティブ志向を長く続けていると、フィルターの中に強固な「メンタルブロック」を生み出すので、名前の通りすべてにおいてブレーキがかかってしまうのです。

このメンタルブロックができ上がってしまうと、自分が何を思っていても、何をやろうとしても、すべてのことに対してブレーキがかかってしまって、決して前には進めないのです。メンタルブロックの中に「出来る訳がない」「ダメに決まっている」「あれは嫌いだ」「こいつも嫌いだ」「何もしてくれない」など、すべてにおいて拒否反応をしてしまうような強烈な思い込みが根付いてくるのです。その結果何をするにしてもうまくいかないという現象が、日常的に起こってきます。

メンタルブロックとは、まさに人生のあらゆる場面にブレーキをかける存在です。頭では「挑戦したい」「変わりたい」と思っていても、潜在意識の奥にあるブロックが「無理だ」「失敗する」と信号を送り、結果的に行動を止めてしまう。これが「努力しているのにうまくいかない」という感覚の正体です。

メンタルブロックをリセットする

困ったメンタルブロックですが、今までの考えや行動などからつくられてきたものですから、無意識で気がつかないだけなのです。それは自分の考えをリセットして、「もう一人の自分」を良いようにコントロールしてやりさえすれば、やり変えることができるのです。私も、この理屈に気がついてから始めたこのブログですが「もう一人の自分」を意識しながら、自分を変えれば周りも変わってくるっということが伝えたいのです。

メンタルブロックは
良い悪いの判断が出来ません

アレコレと考えたり後悔するより
「もう一人の自分」を
うまくコントロールすること
を考えた方が絶対に得策なのです

※▶次に読む:メンタルブロックを壊すには※

「もう一人の自分」の存在に気づくことが、人生を思い通りに変える第一歩です。では、なぜその力を発揮できないのか? 実は潜在意識に根付いた強い思い込みやメンタルブロックが邪魔をしているのです。次の記事では、このメンタルブロックをどのように壊し、前向きな無意識行動へと変えていけるのかを解説しています。

メンタルブロックを壊せ!「もう一人の自分」に気づけば人生が変わる

もう一人の自分がいる!自分を思い通りに変えるにはもう一人の自分に気がつくことから

人間は空を飛ぶようになれる

人間は
「私は鳥だと」本気で思い込むと

鳥のように羽根が生えてきて
大空を自由に飛べるようになってくる
という話です

私は絶対に空を飛ぶのだ

そう思いながら毎日毎日、手をバタバタ羽ばたかしていると、一万年ぐらいすれば手が羽根に変化して、鳥のように何も使わずに自由に空を飛べるようになるのです。もちろん「一万年ぐらいすれば」という、気の遠くなるような話で現実的ではありませんが・・・

考えてみれば地球が誕生して以来、現在まで地球上すべての動物や生き物たちは、周りの環境や状況の変化に応じて、自分に必要なことだけができるように変化、進化していっていることが分かります。故に人類の歴史がそれぞれの思い込みから、思い込み通りの自分ができあがってくるということを証明しているのです。

【続きの記事】

【特集記事】「もう一人の自分」に気づい時から人生は思い通りに変わる

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