感情のコントロール

怒り・焦り・落ち込みなど感情の波に流されない心を育てるコツを紹介。自分の感情と上手に付き合う技術を学べます。

「もう一人の自分」に気づけば潜在意識が味方に!本当の自分の見つけ方

「もう一人の自分」に気づけば潜在意識が味方に!本当の自分の見つけ方

よかれと思ってやったことが総スカンを食らったり、ヤケクソでやったことがうまくいったりと、まったく先が読めない。自分の思ったこととは、まったく反対になってしまう。何も考えずに思うままに行動してみたら、いつの間にかうまくいってたりする。そして思いがけぬ長続きしていることに気がつく。そのようなときってないですか。 まさに私の人生がそうでした。ためしに、やりたいことをわざとヤケにやってみたりしたこともありました。うーーむ、意識するとうまくいかないっす。

誰かに強制されている
わけではないのに

思いとは反対の結果
になってしまう

ひょっとして
考えることと行動することは
別問題なのかも

何だか
誰かに操られている
ような

まるで
「もう一人の自分」
がいて
自分をコントロール
していたりして

私たちの人生が「思い通りにいかない」と感じるとき、その原因は環境や他人ではなく、自分の中に潜んでいる「もう一人の自分」にあるのかもしれません。これは心の奥底に存在している潜在意識の働きで、無意識のうちに行動や選択にブレーキをかけたり、逆に予想外の方向に導いたりしているのです。よかれと思った行動が裏目に出たり、ヤケクソでやったことがうまくいった経験がある人は少なくないでしょう。そこには「もう一人の自分」の影響が隠されているのです。

この存在は善悪の判断ができずに、ただ「強く刷り込まれた思いや言葉」に従って動きます。そのため、ネガティブな言葉を繰り返せば行動は停滞し、逆に小さな成功体験や前向きなイメージを積み重ねていれば、自然と行動力が増していきます。さらに「火事場の馬鹿力」と呼ばれる非常時の驚異的な力も、潜在意識がスイッチを入れて眠っていた能力を解放する結果なのです。つまり、誰もが想像以上の力を内に秘めているということなのです。

重要なのは、この「もう一人の自分」を敵ではなく味方にすることです。意識的に正しい指令を潜在意識に伝えることで、無意識の力はあなたを後押ししてくれます。その過程こそが「本当の自分の見つけ方」につながり、人生を思い通りに変えるための第一歩となります。

本記事では、「もう一人の自分」の正体から、思い通りにいかない理由、火事場の馬鹿力に隠された潜在意識の力、そして本当の自分の見つけ方までを分かりやすく解説していきます。

不思議な影!もう一人の自分

「もう一人の自分」とは、潜在意識に潜む無意識の力であり、なぜ思い通りにいかないのかという理由を解き明かすカギとなります。

考え方は人それぞれで無限にあります。しかし自分では正しいと思っていることでも、そのまま行動すれば危険が潜んでいることもあります。自分の器からはみ出るような考えだと「それは危険です」「それは無理です」っと行動にブレーキをかけて、暴走しないようにコントロールしているのです。

っん、誰がしているの

これが
自分の中に潜んでいる

「もう一人の自分」
なのです

「もう一人の自分」は強烈なチカラを持っているのですが、事の良い悪いの判断ができません。良い事にも悪い事にも思いの方向に進んで行くのです。そのために自分自信の思いは、確実に伝えてやらなければならないのです。感情に任せて突っ走っていたりしたら、自分の思いとは逆方向へ無意識に進んでしまうのです。

「もう一人の自分」
を意識する

私ですが計画を紙に書くと必ず達成しないというジンクスがありました。「思い切って逆のことを考えて行動した方がいいのかな」「あまり人のことは考えない方がいいのかな」考え過ぎるとややこおしくなって結局は元に戻ってしまう。ジャンケンと同じで考えたり悩んだりしていても、堂々巡りで疲れてしまうだけかも。そのうちに後回しになって忘れてしまって溜まり溜まってくる。

よかれと思った行動が裏目に出て、ヤケクソの一手が成功する。そんな経験は意識とは別の回路が舵を取っているサインなのです。私はそれを「もう一人の自分」と呼んでいます。これは善悪を判断しない自動操縦で、強く投げた指示の方向へ淡々と動くのが特徴です。だからこそ、曖昧な願望感情任せの焦りは、思い通りにいかない理由になります。考えることと行動することが別問題に感じられるのは当然の事です。

いろいろと悩んでいるけど、やるしかないじゃん。っで、うまく立ち回るには何かあるような。まてょ、ひょっとしたら考えて行動している自分とは別に、行動を指図している「もう一人の自分」がいるのでは。うっすらとですが、そのように感じるようになってから「もう一人の自分」を意識しながら行動してみると、少しずつですが分かってきたことがあります。

鍵は、言語化と可視化で意図を明確にすること。「何を、いつ、どの順番で、どの基準でやるか」を短く決め、身体が迷わない設計を渡しましょう。すると無意識の行動はあなたの味方に変わります。逆に、ネガティブな独り言や過剰な不安を繰り返せば、その通りに自動化されます。「もう一人の自分」は敵ではありません。扱い方を学べば、日常の選択や習慣を静かに最適化してくれます。

毎朝の行動・移動前のチェック・仕事の段取りなど、反復される場面ほど効果は大きいのです。小さな成功体験が積み上がってくると「自分はできる」という自己コントロール感覚が育ち、悪循環は止まります。ここからが本当の自分の見つけ方のはじまりです。

もう一人の自分がいる!自分の中にもう一人の自分が居座っている

思い通りにいかない潜在意識の罠

人生が思い通りにいかない理由は、潜在意識がブレーキをかけているからで、この「もう一人の自分」を理解することが本当の自分の見つけ方につながります。

「計画を立てても結局うまくいかない」「目標を書いたのに三日坊主で終わる」こんな体験はありませんか。実はこれこそが「もう一人の自分」の潜在意識が働いている証拠です。潜在意識は私たちを守ろうとする性質を持っています。挑戦や変化を「危険」とみなし、行動を止めようとするのです。たとえば、頭では「ダイエットを始めたい」と思っても、潜在意識は「今のままが安全」と判断し、無意識に行動を妨げます。これが思い通りにいかない理由の正体です。

さらに厄介なのは、このブレーキが「良いこと」にも「悪いこと」にも区別なく働く点です。やる気があるのに急にやめてしまったり、逆にネガティブな習慣を繰り返してしまったりするのは、潜在意識が「慣れた行動」に安心を感じているから。つまり、「もう一人の自分」は必ずしも悪者ではなく、あなたを危険から守ろうとしているだけなのです。

大切なのは、この存在を否定するのではなく正しい方向に導くことです。「小さな一歩を繰り返す」「やることを具体的に紙に書く」「ご褒美を設定する」など、「潜在意識」が受け入れやすい工夫をすることで、無意識の抵抗を和らげられます。すると、少しずつ行動が習慣化し、停滞感から抜け出せるのです。

「どうしても変われない」と感じていたのは、あなたが弱いからではありません。「もう一人の自分」がブレーキを踏んでいただけなのです。この仕組みに気づけば、自分を責める代わりに、「本当の自分」の見つけ方を歩み始められます。

「もう一人の自分」を理解する

私ですが、人間の内部には自分では意識していないけど、素晴らしい能力を持った「もう一人の自分」が存在していることに確信を持ちました。この「もう一人の自分」の存在に気がつくことで、今までの「なぜ思うようにいかなかったのか」その理屈が分かってきました。

自分を後ろに引っ張っているのは
誰のせいでも世の中のせいでもなく
自分自身に潜んでいる
「もう一人の自分」
だったのです

この「もう一人の自分」を意識することによって、自分を客観的に見ることができるのです。だから、すべての問題に対してどうすれば解決できるかが明確に分かってくるのです。

この「もう一人の自分」の存在に気がつかないでいると「何だろう」的な人生になってしまい、いつまでたっても同じことの繰り返しになってしまいます。一刻も早く「もう一人の自分」の存在に気づくことです。そして理解していくことで、人生が素晴らしく好転していきます。

もう一人の自分がいる!自分の中にもう一人の自分が居座っている

火事場の馬鹿力が示す潜在意識

分かりやすい言葉に
火事場の馬鹿力
という表現があります

家が火事になったとき寝たきりの老人が重たい家具を、自力で持ち上げて外まで運び出した。か弱い女性が重いタンスや金庫を持ち上げて家の外まで運び出したなど、切迫した状況におかれたとき、想像もできないような力を発揮してしまうのです。普段みせない能力や力が突如として発生して、そしてできるということは自分の中にある自分とは別の何らかの存在を認めざるを得ません。

それが
「もう一人の自分」
なのです

「火事場の馬鹿力」は、潜在意識に眠る「もう一人の自分」の働きであり、極限状態で本当の自分の力を引き出す具体例といえます。一見すると作り話に思えるかもしれません。しかし、これは科学的にも裏づけがあり、私たちの潜在意識が危機に反応して眠っていた能力を解放する結果なのです。

ここで注目すべきは、「普段の自分」では不可能に思えることを、「もう一人の自分」が代わりに実行している点です。意識的に「できる」と考えていたわけではなく、むしろ「無理だ」と思っていたのに、潜在意識が体を動かしてしまう。これこそ、私たちが普段いかに自分の力を抑え込んでいるかの証拠なのです。

「火事場の馬鹿力」は特別な人だけが持つ能力ではありません。誰の中にも眠っている「もう一人の自分」が、極限状態でスイッチを入れるだけなのです。つまり、この力を日常的に引き出すヒントをつかめば、人生を大きく変えることができます。

では、どうすればそのスイッチに近づけるのでしょうか。答えは「自分の可能性を信じ、潜在意識に正しいメッセージを送り続けること」です。強烈なイメージや習慣化された行動は、潜在意識に深く刻まれていきます。小さな成功体験を繰り返すと、いざというときにその記憶が呼び起こされ、眠っていた力が発揮されるのです。

結局「もう一人の自分」に気づき、その力を信じることが、本当の自分の見つけ方につながります。火事場でなくても、日常の挑戦の場面で潜在意識の力を味方にできるのです。

「もう一人の自分」の馬鹿力

ところで
「火事場の馬鹿力」
って、本当にあるの

ググってみると、やはり科学的に立証・実践されておりました分かりやすく言うとアントニオ猪木が勝負をする前に「ダーッ」とかいって気合を入れる、スポーツ選手が試合前に「うぉー」とかいって大声を出すなどはその典型的な方法です。

「火事場の馬鹿力」は火事のとはだけでとは限りません。人間は大きな挫折にあって「このままでは死ぬかもしれない」そんな緊迫した状況におかれたときに、普段は出し切っていない眠っている本来の力や能力が発揮して、がむしゃらに動いてしまう。

何が何やら分からないうちに、「いつの間にか解決出来ていた」という経験は誰にでもあると思います。どうやら「自分」の中に潜んでいる「もう一人の自分」が危険を察して身を守る為に動かざるを得ないのかなっという感じがします。

本当の自分の見つけ方と潜在意識

本当の自分の見つけ方は、「もう一人の自分」を意識し、潜在意識を味方にすることであり、それが人生を思い通りに変える最大の方法です。

ここまで見てきたように、私たちの行動や選択には「もう一人の自分」が大きく関わっています。潜在意識という自動操縦のシステムが働き、無意識に進む方向を決めてしまうからです。では、この強力な存在をどう活かせばいいのでしょうか。その答えが「意識的に正しい指令を与えること」です。

まず大切なのは、ネガティブな言葉や思考を減らしポジティブで具体的な言葉を潜在意識に刷り込むことです。「できない」「無理だ」と繰り返せば、その通りの行動を強化してしまいます。逆に「小さな一歩を進めばできる」「今日はこれだけやればいい」といった言葉は、潜在意識を安心させ、行動しやすくしてくれます。

次に、習慣化の力を借りることです。毎朝のルーティン・寝る前の振り返り・1日の計画などを繰り返せば、潜在意識はそれを「当たり前」と認識し、自然と継続できるようになります。この仕組みを理解すれば、無理に気合や意志の力に頼らなくても、頭で軽く考えただけで行動が定着していきます。

「本当の自分」とは、理想像を探すものではなく潜在意識と協力しながら、日常の行動を積み重ねる中で見えてくるものです。つまり、「もう一人の自分」を敵ではなくパートナーとして迎え入れることで、あなたの中に眠っていた力が現実の成果に変わっていくのです。

最終的に、本当の自分の見つけ方とは「潜在意識の存在を受け入れ、意識的に導いていくこと」です。この気づきを実践すれば、人生は無理に力んで変えるものではなく、自然に変わっていくものだと体感できるでしょう。

【続きの記事】

【特集記事】「もう一人の自分」に気づい時から人生は思い通りに変わる

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