感情のコントロール

怒り・焦り・落ち込みなど感情の波に流されない心を育てるコツを紹介。自分の感情と上手に付き合う技術を学べます。

必ずいる嫌いな人!嫌いな人は自分の欠点を教えてくれる必要な存在

必ずいる嫌いな人!嫌いな人は自分の欠点を教えてくれる必要な存在

考え方を変えるだけで、誰でも幸せになれるということを実感しました。嫌いな人を気にいるように、考え方を変えてみようと実際に試してみた時期があります。ちょっとだけ「気にいらない」という思いを「気にいる」に変えてみたのです。「できるかな」と思いながらも「やってみるか」と軽い気持ちから、いざ実際に行動に移してみると、不思議なことに相手も変わってきたのです。

そうは言っても、現実はきびしいもので嫌いな人・気の合わない人はどこに行っても必ずいるものです。嫌だという完全な思い込みがしみ込んでいる自分に、相手を受け入れるように考え方を変えることは容易ではありませんでした。

しかし少しづつ試しながら・理解できて見方を変えただけで苦手意識がなくなり、相手も少し変わってきたのです。「っん、これは良いかも」と、事あるごとに試しているうちに習慣になってきたのです。これは周りの景色も明るく変わってくる程の効果があるし、たくさんの学びもありましたので、もう少し掘り下げてみたいと思います。

嫌いな人の良い面が見えてくる

「嫌いな人」への思い込みは捨て、受け入れるように考え方を変えて接してみると、不思議なことに「嫌いな人」の中にある良い面が見えてくる瞬間があります。今まで「欠点」ばかりに目が行っていたために気づけなかっただけで、実はその人なりの「強み」や「長所」が必ずあるのです。

私が経験した例では、愛想は悪くてとっつきにくい人が、実は整理整頓が得意で職場の資料管理を一手に担っていました。また、ツンツンしている人が飲み会の幹事を引き受けると、とても場を盛り上げてくれるタイプだったりもします。さらに、いつもグチばかり言っている人でも、時間だけはきちんと守るという意外な一面を持っていたのです。

このように「悪いところばかり見ている」ときには見えなかった部分が、考え方を変えただけで浮かび上がってくるのです。すると、嫌いな人への評価が100%マイナスから、少しずつプラスを含むものへと変化していきます。

悪い裏にある
良いところさがし

人は誰でも表と裏、良い面と悪い面を持ち合わせています。自分の視点を修正することで、「嫌いな人は、成長のきっかけを与えてくれる存在」として見られるようになるのです。そうすると、ただストレスの元だった相手が、むしろ人生に役立つ「学びの相手」へと変わってくるのです。

それからは悪いところは避けて良いトコさがしがクセになってきました。たとえば何かに行きづまったら解決策を考えます。その時でも無理して「何とか」と考えるよりも、原因は必ず自分の「考え方」「行動」にあるはずですから、そこを素直に受け取ることができるようになり、改善する行動をできるようになってきたのです。

ある程度習慣化してくると無意識化してくるのです。無意識に接っしていれば「当たり前」になるので「苦手意識」は感じなくなり、まったく苦にはならないのです。

必ずいる嫌いな人!嫌いな人は自分の欠点を教えてくれる必要な存在

無意識行動になると楽チン

この無意識ということがミソで、無意識ですからずいぶんと楽に、そして楽しい毎日が送れるようになってきました。改善行動そして無意識行動のパターンが身についてくると、人間関係だけではなくても身に起こってくる難問に対しても、その裏にある良いとこ探しもしたくなり実際にしております。

相手を変えるよりも
自分を変えてみる

さらにバージョンアップして

悪いところの裏にある
良いところさがし
です

ここで一つ大切なことがあります。嫌いな人を嫌いだと、決して口には出さないことです。出す必要はないし、出した瞬間に「嫌だという思い込み」がよみがえってきます。言ってはいけないし、態度などにも見せたりしない方がいいのです。

例えば会社だと、周りの嫌な人や上司などに焦点を合わして、嫌だという態度を見せれば「鏡の法則」とやらで、同じしぐさや考え方が跳ね返ってくるのです。そして自分も「嫌いな人」だと思われてしまうのです。そして邪魔な存在になってってくると自分の周りの空気が怪しくなってきます。ヘタに根付いてしまうと悪者扱いをされてしまい進退問題にもなりかねないのです。会社は仕事をする場所なので「焦点を人より仕事」の方に合わしていれば良いだけなのです。

「鏡の法則」とは、自分のしているしぐさや行動・考え方などが、鏡に反射して跳ね返ってくるという「人生の法則」です。

「鏡の法則」で自分の姿が見える

嫌いな人を注意深く観察してみると、「あれ、これは自分にも当てはまるかもしれない」と気づく瞬間があります。実は、相手の嫌な部分は「鏡の法則」によって、自分自身の行動や態度を映し出していることが多いいのです。例えば、威圧的に話す人を嫌だと思っていたのに、よくよく考えてみると自分も家族や部下に同じ態度をとっていた、そんなことは意外によくあるのです。

私自身も、嫌いな人のしぐさや口調を「腹が立つ」と思っていたのに、後から振り返ると自分も似たようなことをしていたことに気が付きました。相手が気づいていないように、私も気づかずに繰り返していたのです。このことに気がついたときから、嫌いな人は単なる「迷惑な存在」ではなく、自分を映す鏡のような存在だと理解できたのです。

鏡に映った自分を笑顔に変えたければ、自分が笑顔になれば良い。これは人間関係にもそのまま当てはまります。自分が変われば相手も変わる。相手の欠点に目を奪われるのではなく、「自分がどう在りたいか」を意識すれば、嫌いな人との関係性も自然に和らいでいくのです。

「鏡の法則」を受け入れると、嫌いな人はストレスの原因ではなく、自分を成長させてくれる存在に変わります。嫌いな人がいること自体が、実は自分の変化のチャンスなのです。

必ずいる嫌いな人!嫌いな人は自分の欠点を教えてくれる必要な存在

同じしぐさを誰かにしている

「嫌いな人」と同じしぐさを、自分も誰かにしているの?

そうです
「鏡の法則」で
嫌だと思った人と
同じしぐさを
自分もしているのです

「っええ、そんなことないです」と言われそうですが、たとえば部下・女房・子供・弟・妹など、明らかに自分より弱い人達にしているはずです。自分の嫌いな人が気がついていないように、自分だって気がついていないのです。

相手が急に沈み込んだり・喋らなくなったり・うつむいたりした場合は、威圧的にごり押ししているときに逃げ場のない人がやるしぐさです。自分が目標を目指してひたすらに進んでいるとしたら、全く気にならないはずです。子供がダダをこねていても「そんなものなのだ」っで、気にならないはずです。

「嫌いな人」って
鏡に映っている
自分のようです

「鏡の法則」とは、自分のしたことが反射され、自分の身に降りかかってくるという「人生の法則」です。鏡に映っている自分を笑顔に変えようと思ったら、自分が笑顔になれば簡単に笑顔に変えることができます。

自分が嫌だと思えば
周りからも嫌がられます

自分が怒れば
周りも怒ってきます

自分が笑えば
周りも笑います

周りの人達って、まるで鏡に映った自分を見ているようです。表情だけではなく行動や態度もハネ帰ってくるのです。ちょっと耳の痛い話になりますが、他人が自分に気にいらないことをしてくると感じたら、自分も同じことを誰かにしているのです。自分と同じことを、他人がしてきたら気になるものです。

そして、気になるのを通り越して「カチン」ときたり言い争ったりすると、その人とレベルが同じだということなのです。例えば相手が子供もだと同じ気に入らない仕草を見ても、「カチン」とはこないし争いにもならないはずです。「レベル」が違うからです。

第三者の目で落ち着いて思い浮かべてみると、必ず心当たりがあるはずです。自分が気がついていないと同じように、その人だって気がついていないのです。自分を信じることも大切ですが、少し疑ってみるのも大切だと思うのです。

嫌いな人が欠点を教えてくれる

無理もありません自分の欠点は見えないものです。うーーむ、ひょっとしたら嫌いな人って、自分の欠点を教えてくれ為にも必要な存在ではないのかと思います。

そういえば「こうすれば良いのに」とかグチっている人に限って、自分ではしていないものです。「もっと明るく振る舞えょ」とか言っている人に限ってハタから見ると暗いです。他人の良い面は見ないで悪いトコしか見ていないからです。

明るく振る舞ってもらいたいのなら、自分が明るく振る舞えば良いことです。「掃除しろょ」と言うより自分から進んで掃除することです。そうすれば明るく振舞ってくるし、自分の意志で掃除もするようになるのです。職場でも明るい自分を振る舞っていれば明るい雰囲気が漂ってきます。

まさに「鏡の法則」です

嫌いだと思うのは
欠点だけを見ているから

気にいらないと思ったら
自分も同じことをしているから

もしも「カチン」ときたら
「嫌いな人」とレベルが同じ

誰でも良いトコ探しで
明るい雰囲気

焦点を他人の欠点から
目標に変えてみる

生活していく、すべての出来事にも同じことがいえるのではないのかなと思います。

「嫌いな人」は
必要があるから
存在しているのです

自分を変える

嫌いな人への接し方を大きく左右するのは「考え方」です。相手をどうにかしようとするとストレスは増えますが、自分の考え方を少し変えるだけですと、驚くほど気持ちが楽になるのです。例えば「気に入らない」という感情を「まあ、そういう人もいる」と受け入れる方向に変えてみる。あるいは「嫌な人」とレッテルを貼る代わりに「自分にはない特徴を持つ人」と見方を変えてみる。これだけでも接し方が穏やかになり、無駄なエネルギーを消耗せずにすみます。

私自身も職場でどうしても気の合わない人がいましたが、上記のように考え方を180度変えることを意識してみました。最初は抵抗がありましたが、「嫌な人」と思うたびに「この人から何を学べるか」と自分に問いかけるようになりました。すると、少しずつ態度も和らぎ、相手に対してイライラせずに接することができるようになったのです。

嫌いな人に対して「自分を変える」というと難しく感じるかもしれませんが、実際には考え方を少し修正するだけで充分です。受け止め方が変われば当然ながら行動も変って来て、自然と態度や行動が変わり、結果として相手との関係性も変化します。つまり、嫌いな人の対処法は相手をどうにかすることではなく、自分の心の持ち方を調整することにあるのです。

自分が変われば
相手は必ず変わってきます

私の体験版からたくさんの学びがありました。「嫌いな人」に対しての変え方を変えるとは書き込んでは見ても、長年かけている「思い込み」を簡単に変えることは容易ではありません。一言で言うならば、結局はいくら素晴らしい方法を聞いたとしても「良いこと聞いちゃたょ」で終わっていては、ただ通り過ぎるだけで今までと何も変わらないのです。最初は出来ないなりに、カタコト・マネゴトでもいいから実際に動いてみることなのです。

動きながら自分なりに
「自分に一番適した方法」
を修正して行く
ことなのです

このブログに感謝です

このブログを書き込んでいる現在の職業は警備員です。たくさんの仲間と一緒に行動していますが、やはり「嫌いな人」はおりました。書いている手前、内容に確信を持たねばいけないという責任もあり、見つめ直す必要があります。このときに役に立ったのが、今書き込んでいるこのブログです。ひょっとしてこのブログで一番役に立っているのは、自分自信だという気もするのです。

考えてみると4~5年前のことですが、私が「気にいらないなぁ」と思っていた人達が、ごっそりと退職してしまったことがありして、ずいぶんと仕事がやりやすくなったことがあります。しかし、それまで何とも思っていなかった人でも、「嫌いな人」になっている人がいることに気が付いたのです。やはり「嫌いな人」は必ず現れるようになっているのかな。

いやいや「自分に必要な人」だったのかっとか思ったりするのです。今このブログを書き込んでいる時に「良いとこ探し」「鏡の法則」などを意識しながら、改めながら動いているという今日この頃です。心新たに「自分自信を見つめ直す為のブログ」に感謝です。

この体験談を通して私の得た方法を分かりやすく説明・解説したブログを準備しました。よろしければ参考にしていただければと思います。

【続きの記事】

【特集記事】嫌いな人に振り回されない!職場や家庭でストレスを減らす考え方

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