ぐっすりと眠るには睡眠のリズムを知ることから

ぐっすりと眠るには睡眠のリズムを知ることから

このページは睡眠に対する私独自の考え方と行動、そして実践していることを書き込んでおります。そのため万人向けではないかと思います。あくまでも「こんな人もいるのだな」っという感じで読んでいただけたらと思います。参考にする程度にしていただき「良いな」と思ったら、すべて自己責任でお願いします。

最近は昔からの常識が通らなくなっていることがたくさんあります。私のブログはもとより、すべての記事や人の意見に対しても、あくまでも参考にする程度にしていただき、自分で試しながら自分なりの方法を見つけることがベストな対処の仕方だと思っております

OVSオーヴィス

深い眠りと浅い眠り

私達は人生の三分の一をベッドの中で過ごしています。しかし忙しいときなどは短くなったり、休みの日などは昼間まで寝ていたり、さらに仕事上夜勤などもあったりしていますが、こんなときには何となくダラけていくのが分かります。睡眠は寝溜めができないために、疲れていても我慢したり予定がない時などはついダラダラとしがちです。

睡眠は一日にどのくらい寝て、どのようにコントロールしていけば良いのでしょうか。「人生の三分の一だから8時間ぐらいかな」「毎日決まった時間に寝てから規則正しく」とか思ったりしますが、大人や子供・若い人や高齢者・男性や女性・職人や事務系など、10人10色で人それぞれ違いがあるようです。個人の体質に合わして、昼間に眠たくならない程度に睡眠をとれば良いので、帰宅してから食事や風呂をすまして一家団欒しているうちに、眠たくなったら寝れば良いだけなのかなとか思ってしまいます。

しかし現代社会では何かとストレスが付きまとうものです。なかなか寝付かれない・翌日に疲れが取れない・すっきりと起きれないなどの状態が続くことがあります。いろいろと自分なりに対処していても、「睡眠にもリズムのようなものがあったりするのかな」っとか思ってしまうのです。

睡眠には一定のリズムがある

人生の三分の一が睡眠
に費やされています

確かに睡眠のリズムはあるようです。睡眠不足は万病のもと、とにかく熟睡して朝すっきりと目覚めたいものですそこで。睡眠でまずは考えなければいけないことは体内リズムです。

昼間の生活から疲れて家に帰ってから、風呂・食事・くつろぎ・歯磨き、そして睡眠ということになります。この睡眠にもウトウトという浅い眠りから、ぐっすりという深い眠りのリズムがあるようです。いわゆるノンレム睡眠レム睡眠というものです。このリズムを理解することによって、一番目覚めやすい浅い眠りであるレム睡眠になったタイミングで起きるように工夫することをお勧め致します。

ノンレム睡眠とレム睡眠

ノンレム睡眠とは深い眠りのことで大脳もからだも休んでいます。ぐっすりと眠っている状態のときで、からだも心も共にリラックスしているのです。眠り初めはこのノンレム睡眠から入っていき、徐々にですがレム睡眠に入っていきます。このぐっすり眠っているノンレム睡眠のときのタイミングで起きようとすると、頭では起きようとしてもからだが眠っているので無理があり、クズクズしたりしてなかなか布団から出られないものです。

レム睡眠とは浅い眠りのことで、からだは休まっているのに脳が頻繁に働いている状態です。からだは休んでいるのに頭の中では、アレコレと記憶の整理をしているのです。このときに目覚めるようにしますと、あまり負担なくすっきりと目覚めるのです。しかしストレスなどが重なると、からだはぐったりして休んでいるのに、頭ではいろいろと考えてなかなか深い眠りには入れない場合もあり、周期のリズムが狂うことがあります。

1時間30分の周期

寝床に入るとまず深い眠りであるノンレム睡眠から始まります。この脳もからだも休んでいる状態が約1時間ぐらい続き、続いて浅い眠りであるレム睡眠に入って約30分続いていくのです。つまりこの周期が約1時間30分ぐらい続き、このノンレム睡眠とレム睡眠の繰り返しが、一晩に5回ぐらい繰り返しているという訳です。

浅い眠りのレム睡眠のときに目覚めると、スッキリとした気分になりますので、このレム睡眠のときに目覚まし時計をセットしておきます。つまり一回の周期が90分程度ありますので、自分の起きたい時間から逆算して寝る時間を決めると良いようです。たとえば朝6:00に起きようと思えば、寝るのは21:00・22:30・00:00・1:30のいずれかが良しとなります。

この周期は人によって微妙に違いますので、何度か試しながら自分に一番適したリズムを作るように調整していきます。ちなみに夢を見るのはこのレム睡眠のときに見ているようです。少し前にテレビでみた覚えがあるのですが、寝始めのノンレム睡眠のときの90分が大切だそうで、このときに成長ホルモンが多く分泌されるそうです。寝る時間よりも最初に深く眠れさえば、すべてのバランスが良いという内容でした。

まれにあるのですが、旅行などで疲れていたり慣れない不安な状態になったときに、神経のバランスが崩れて体が疲れて休まっているのに、脳がピリピリして眠れないという場合があります。つまり目は覚めているのに体が休んでいるので動かないという、この状態が金縛りという訳です。私も一度だけ二十歳のころにこの金縛りになったことがあります。

パーテンをしていたころの話ですが、仲間の家で泊まらせていただいた朝のことです。目がさめたときにハッキリと天井が見えて、意識もしっかりとしているのに、手や足など全身が全く動かないのです。慌てるというよりも開き直りで「そのうち平常に戻って動いてくるだろう」と楽観気分でいるしかなく、再び眠りに入りました。すぐに目覚めましたが何ともありませんでした。金縛りは病気や心霊現象ではないので心配はなく、しばらくすると平常に戻るようです。

自分の周期を定着

ちなみにこの周期ですが、私の場合は少し短めみたいです。しばらくは続けておりましたが、いつしか5時30分に定着しているようで、今では少し前には目覚めるようになっているようです。5分前ぐらいには目覚めてしまって、タイマーを解除をしてから起きているのです。寝る時間が少し前後してもやはり5時30分に定着しているようです。

それから朝のプチストレッチを1時間30分ぐらいしてから食事などしておりますので、現場に着いたときには本日一番の絶好調です。相撲取りの立ち合いのような気分です。「さあっ準備万端、いつでもいらっしゃいです」という意気込みで、今日も元気に旗振り人生です。朝早いときもありますが、この周期を頭に入れて臨機応変に過ごしておりますので、寝起き苦手などはまったく無縁で苦になりません。

眠りに入る時間を一定にする

眠りに対しても出来れば寝る時間と起きる時間も一定の時間にしたいものです。人間のからだは夜になれば眠たくなるようにできています。時々徹夜になったり仕事で夜勤だったりしてすると、あくる日は昼間に寝るということもありますが、昼間寝ることは難しいですよね。

私は夜勤の経験もありますが、頭がボーっとしてリズムが完全に狂ってしまいます。今の警備業も夜勤・出張は断っております。生活のリズムが狂ってしまうと、からだに対しても生活に対してもいろいろな不都合が表れてしまうからです。

慣れてしまって平気な人もいますが、本質的には人間には体内時計というものが存在しており、夜になれば眠るような・朝起きれば新鮮な空気が欲しくなるようなリズムが出来上がっているのです。

朝決まった時間に
朝日を浴びる

これを習慣にすると、決まった時間になると自然と目が覚めるようになってくるし、何の抵抗もなく起きれるのです。余談ですが、冬の寒い時期も夏の猛暑のときでも全く苦にはなりません、これは断熱服と空調服のおかげでもありますが、あわあわと職務についているだけです。

うたた寝と二度寝

私は警備という職業柄、仕事が終えてから帰宅すると、過酷から一挙に疲れが出てしまい事務所のソファーでよくうたた寝をします。10時過ぎるとついウトウトしてしまって気が付くと午前様を回っております。うたた寝から始まりいつの間にかぐっすり、そして目覚めると2時とか3時のときもあます。

慌てて二階の寝室に移動してから本格的に寝ます。寝がたっているためかぐっすりとは眠れないようです。でも朝起きの目覚まし時間前には、ばっちりと目が覚めるのです。そしていきなりは起きないで、必ず布団の中で軽くネコストレッチをします。

このうたた寝から二度寝も「時々ですがしょっちゅうあります」っという感じなのですが、これは改めなければと思っていけれども、なぜか目覚めも良く習慣になっている次第です。この程よいサイクルが私に合っているようなのです。まあ気にしないでしばらくは様子を見ます。ちなみに昼食後は15分ぐらい寝なければ、昼からは眠気が襲ってきます。

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【特集記事】ぐっすりと眠りたい!スッキリと目覚めたい

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