事故は一瞬・突然やってくる!車を運転するときの心構え

事故は一瞬・突然やってくる!車を運転するときの心構え

くるまを運転するときに「自分は絶対に事故も違反も起こしません」と思いながら運転していませんか。

「私は絶対に事故は起こしません」
それは不可能です

いきなり過激な言葉から始まりましたが、車は常に動いているのです。すごい数のイロイロな車をイロイロな人達が運転しながら、ゴチャゴチャとひしめき合って移動しているのです。

交差点あり、狭い道路あり、歩行者あり、自転車ありです。むしろ事故を起こさないことは不可能で、奇跡に近いことなのです。私が想像するに、もしみんなが「私は絶対に事故は起こしません」という気持ちで運転したら、信号機のない交差点ではお互いににらめっこ・単線道路ではのんびりロードで、渋滞だらけになってしまいます。

事故は起きるもの

「事故を起こさないことは不可能」とは、事故を起こしても仕方がないという意味とは違います。私の場合ちょっと見方を変えております。「自分は絶対に事故も違反も起こしません」という気持ちは非常に大切なことだと思いますが、疑ってみることもそれ以上に大切なことだと考えているからです。

つまり事故は起きるものだという前提で運転をしております。そうすると、もし事故ったときは最低限の被害で、一番軽くて済むように心がけざるを得ないものです。そして今日初めて車を運転するのだという、一種の緊張感を持つことも心がけております。

周りの流れに合わせる

実際の私の運転ですが、ゆっくり走るのが苦手で自分に合ったスピードで走っております。緊張して注意をするので気が張って運転に専念できるから、という理論を持っております。慎重し過ぎて常にゆっくり走った方が、逆に危ないという感じもするのです。

私の場合ゆっくりと走っていたら、すぐに眠たくなってしまうのです。前方にあんまりノロノロと必要以下で走っている車を見ると正直イライラします。早く広い道に出ないカナです。

基本はスピードは出し過ぎず、必要以上に慎重になり過ぎないで、周りの流れに合わせる感じです。周りから見ていても違和感なく、助手席の人が安心していられる、ウトウトと居眠りなんかできるような、そんな運転を心がけております。要するに当たり前ですが普通に運転するということなのです。

事故は一瞬・突然やってくる!車を運転するときの心構え

感じることは警告のサイン

通勤で車を運転していると何故かあせったりします。別にあせる必要もないのに空いている方にハンドルをきってしまいます。ある日、後ろからゆっくりとついてくる車がおりました。しばらく走っておりましたが、それにしてもゆったりとついてきております。側から見ていても「余裕がある雰囲気が良いなぁ」と感じたのです。 今日に限ってこのくるまを運転している人を見て「っあ、負けてる」という感じがしたのです。そう思ったということは自分は大丈夫だと思っていても、少しは自重しなさいというサインなのカモです。

考えてみれば10分ほど早く家を出れば良いことで、いつのころからか実行しております。確かに現場に早く着き過ぎるのですが、仲間達が到着するのを眺めていると一種の優越感が芽生えてくるのです。

違反キップは事故予防の警告料

私も事故も違反キップもあります。不思議と一度違反キップをきられると立て続けにきられるものです。こんなときも事故を起こす前の警告料だと思って、運が悪いとかグチらずに静かに支払っております。

例えば事故を起こしてしまえば、時間と労力・ダメージに加えて・責任感から相手や周りの人達の迷惑などかかって、精神的にも落ち込んでしまいます。それを考えれば違反金ぐらいは安いものです。

まず自分から疑う

私は事故に限らず何か起こったときには自分を疑うことから考えます。そうすれば思い込みなのか・無意識なのか・勘違いなのか「ひょっとしたら」とか思っているうちに今後の運転の考え方が違って向上心とやらが育ってきます。

例えば狭い道路などでは無意識にスピードを落としているし、広い道路に出るときは車がいなくても必ず一旦停止ををするようにクセつけています。去年、初の高齢者講習の実地講習のときに、この一旦停止を無意識にしていたのですが、教官にメチャクチャ褒められました。でも内ワッパを使っていたという指摘もありました。

最近はドライブレコーダという便利な道具があります。自分の正当性を証明するためや、あおり運転などのいきさつなどを、自動的に録画してくれるので設置しようと思っています。自分の過失を証明したくないので、より慎重にならざるを得ません。

「っん、もしも今ここであおり運転に出会ったら」っとか考えながら、ドアのロックの確認とか落ち着いた対処法などをイメージしながら、いざ本番に備えているのです。つまり・・・

常に何かに備えて
運転しているという
私であります

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