
事故った時に一番軽く済むように!車を運転する時は「事故が起きるかも」と思え
このページは交通事故に対する私独自の考え方と行動、そして実践していることを書き込んでおります。そのため万人向けではないかと思います。あくまでも「こんな人もいるのだな」っという感じで読んでいただけたらと思います。参考にする程度にしていただき「良いな」と思ったら、すべて自己責任でお願いします。
※最近は昔からの常識が通らなくなっていることがたくさんあります。私のブログはもとより、すべての記事や人の意見に対しても、あくまでも参考にする程度にしていただき、自分で試しながら自分なりの方法を見つけることがベストな対処の仕方だと思っております※
OVSオーヴィス
車を運転するときに「自分は絶対に事故も違反も起こしません」と思いながら運転していませんか。
「私は絶対に事故は起こしません」
それは不可能です
いきなり過激な言葉から始まりましたが、理想論より現実を見るべきです。街を歩いてみてもたくさんの車が動いております。すごい数の車をイロイロな人達が運転しながら、ゴチャゴチャとひしめき合って移動しているのです。
交差点あり、曲がった道あり・狭い道路あり、歩行者あり、自転車ありです。最近では高齢者や無謀者そして自己中心的な人達も目立ってきており、さらにはこちらがいくら気をつけていても、相手の方から飛び込んできたりします。
むしろ事故を起こさないことは不可能であり、奇跡に近いことなのです。私が想像するに、もしみんなが「私は絶対に事故は起こしません」という気持ちで運転したら、信号機のない交差点ではお互いににらめっこ・単線道路ではのんびりロードで、渋滞だらけになってしまいます。
事故は起きるもの
「事故を起こさないことは不可能」とは言いましたが、事故を起こしても仕方がないという意味とは違います。私の場合ちょっと見方を変えております。「自分は絶対に事故も違反も起こしません」という気持ちは非常に大切なことだと思いますが、常識を疑ってみることも(それ以上に)大切なことだと考えているからです。
「事故は起こしません」という気持ちが長く続くと、自分は事故が起こらないという思い込みが芽生えてきて、「自分だけは大丈夫」だと思うようになって、いつしか事故に関する意識も薄れていくのではと思うからです。病気も大病になる前に小さな病気にかかって、免疫をつけていくように交通事故に関しても同じ理屈ではないのかなと思うのです。
車を運転する以上は
事故に合う確率が
0ではないのです
いつも安全運転を心がけていても脇見やうっかりなど、運転する以上は事故が起きる可能性はあるわけです。いつもそのことを理解しながら安全運転をこころがける必要があるのです。
事故は起きるものだという前提で運転をしておりますと、事故ったときには最低限の被害で、一番軽く済むように心がけざるを得ないものです。さらには思い込みを防ぐために今日初めて車を運転するのだという、一種の緊張感を持つことも必要だと思っております。

周りの流れに合わせる
実際の私の運転ですが、ゆっくり走るのが苦手で自分に合ったスピードで走っております。緊張して注意をするので気が張って運転に専念できるから、という理論を持っております。慎重し過ぎて常にゆっくり走った方が、逆に危ないという感じもするのです。
基本はスピードは出し過ぎず、必要以上に慎重になり過ぎないで、周りの流れに合わせる感じです。周りから見ていても違和感なく、助手席に乗っている人が安心していられる、ついウトウトと居眠りなんかできるような、そんな運転を心がけております。ハンドルは10時10分ではなくて8時20分かな。要するに普通に運転するということなのです。
感じることは警告のサイン
通勤で車を運転していると何故かあせったりします。別にあせる必要もないのに空いている方にハンドルを切ってしまいます。ある日通勤の途中の渋滞の中で、後ろからゆっくりとついてくる車がおりました。しばらく走っておりましたが、それにしてもゆったりとしているのです。何だか妙に意識している自分ですが、その時に見ていても「余裕がある雰囲気が良いなぁ」と感じたのです。 今日に限ってこの車を運転している人を見て「っあ、負けてる」という感じがしたのです。そう思ったということは自分は大丈夫だと思っていても、少しは自重しなさいというサインなのカモです。
考えてみれば10分ほど早く家を出れば、余裕な気持ちになれるので心が広くなってきます。確かに現場に早く着き過ぎるのですが、仲間達が到着するのを眺めていると一種の優越感が芽生えてくるのです。
違反キップは事故予防の警告料
私ですが事故も違反切符もあります。不思議と一度違反切符を切られると立て続けに切られるものです。こんなときも事故を起こす前の警告料だと思って、運が悪いとかグチらずに静かに支払っております。 例えば事故を起こしてしまえば、時間と労力・ダメージに加えて・責任感から相手や周りの人達に迷惑がかかって、精神的にも落ち込んでしまいます。それを考えれば違反金ぐらいは安いものです。
違反の取り締まりも、スピード違反は下り坂などスピートが出るような場所・一旦停止はうっかりしそうな場所など、ついうっかりしそうな場所を選んでしかも分からないように隠れて違反を取り締まっています。時々「こすいなあ」という気持ちも芽生えますが、考えてみれば堂々と取り締まっていたのでは取り締まりにならないのです。
「いつどこででも取り締まっているのだ」っという気持ちで運転していれば、標識を見る・警告ラインを意識するなど安全運転の意識が高まるようになってくるのです。つまり取り締まりは事故を起こす前に止めてくれたという認識を持つべきです。事故を起こすよりも違反キップを切られた方が気分的にずいぶんと楽なのです。
違反キップは
事故予防の警告料
なのです

まずは自分から疑う
私は事故に限らず何か異変が起こったときには自分を疑うことから考えております。そうすれば思い込みなのか・無意識なのか・勘違いなのか「ひょっとしたら」とか気が付くことがあります。少し時間が過ぎたころに良かったと実感してくるのです。他人を疑ったりしていたのでは自分のいけないところに気がつかないのです。ましては他人を変えることよりも、自分の考え方を変えた方がはるかに早く解決するものです。
狭い道路などでは無意識にスピードを落としているし、広い道路に出るときは車がいなくても必ず一旦停止をするように習慣づいています。去年、初の高齢者講習の実地講習のときに、この一旦停止を無意識にしていたのですが、「広い道路に出るときに確実に止まる人は、ほとんどいないんですょ」っと言われて教官にメチャクチャ褒められました。でもでも内ワッパを使っていたという指摘もありましたけど。
最近ではドライブレコーダという便利な道具があります。自分の正当性を証明するためや、あおり運転のいきさつなどを録画してくれるので非常に便利です。しかも自分の過失を証明したくないので、より安全運転にならざるを得ないのです。必需品だと思って装着してみてはいかがでしょうか。
さらには「っん、もしも今ここであおり運転に出会ったら」「脇道から車が飛び出して来たら」など、シュミレーションを描きながら、ドアのロックの確認とか瞬間的な出来事にも落ち着いた対処法など意識します。車を運転する時には常日ごろからこのようなことをイメージしながら、安全運転を第一に考えるという意識を持ち続ける必要があるのです。

2020.07.09
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