脳梗塞の退院後の経過と生活習慣の見直し

脳梗塞の退院後の経過と生活習慣の見直し

このページは脳梗塞に対する私独自の考え方と行動、そして実践していることを書き込んでおります。そのため万人向けではないかと思います。あくまでも「こんな人もいるのだな」っという感じで読んでいただけたらと思います。参考にする程度にしていただき「良いな」と思ったら、すべて自己責任でお願いします。

最近は昔からの常識が通らなくなっていることがたくさんあります。私のブログはもとより、すべての記事や人の意見に対しても、あくまでも参考にする程度にしていただき、自分で試しながら自分なりの方法を見つけることがベストな対処の仕方だと思っております

OVSオーヴィス

脳梗塞って誰にでも起こる病気で、大切なことでもあり理解しておかなければいけないことなのに、なんだかぼやーっとしてよく良く分からないところがあります。実際に脳梗塞を経験してみてから、現在は私生活でリハビリ中を含めて、自分なりに工夫したり・調べたり・周りの人達・病院の先生に聞いたりしてから分かってきたことがあります。このページでは訪れた人達に参考にしていただきたく、私なりに感じたことを書き込んでみたいと思います。

自分のからだはすべて自己責任

MRI検査で脳梗塞が見つかったとしても、実際には症状に現れなければ処置しないものなのです。私の場合ですが脳梗塞になる3年前にMRI検査で脳梗塞が見つかったのも関わらず、薬などの処置はなく様子見だけでした。毎年の検査でも同じで「何かしなくても大丈夫ですか」の質問にも「しなくても良いので生活習慣での見直しを」と説明。私も「何かしてください」という感じではありましたが、症状もなく先生の指示なので生活習慣を気にしながらの生活を続けるだけでした。

私の身近な人にも2人います。出血しているのに病院のベッドで安静にして様子見の状態・もう一人は2日ぐらい意識不明の昏睡状態でもやはり様子見と、どちらも家族からの「もう良いですから手術して下さい」との要望から、手術に踏み切ったという話を聞いております。その他周りの人達からも同じように、見るに見兼ねて「もう何とかしてください」という声を出したという事も何人か伺っておりす。

実際に脳梗塞が見つかっても、食生活や運動などの自然療法で治していき、症状が出てきたら点滴・注射で処置するという考え方なのかなと思ったりするのです。それは後で詳しく書き込みますが、病院で頂く薬と水と食事とリハビリ運動、そして月に一度の定期診察をしていますが、食事一つ運動一つにしても自分なりに考えながら、自分に一番適した方法を考える必要があることを悟りました。

要するに脳梗塞後のリハビリとは、筋肉を鍛えるためではなくて、からだの隅々まで酸素を行き渡らせるためなのです。有酸素運動と呼ばれているもので、リハビリしながら自分なりに一番適したオリジナルな運動を考えながら過ごして行くべきだと思っております。

つまり
自分のからだのことは
すべて
自己責任
だということなのです

退院後の経過

【令和7年1月】定期診察
脳外科病院の定期診察で仕事がOKの許可を頂きました。あまり無理もない程度に少しづつ慣れる感じで仕事復帰をします。会社の社長も気を使ってくれて休みを入れながらの復帰です。当面は病院で教えられたように、食事制限とリハビリ運動で対処していました。そして「ちょっとトーフと牛乳を買って来る」っとか言いながら、何かと用事を作っては歩数を稼ぐための散歩の毎日です。

【令和7年2月】定期診察
脳外科での定期診察で車の運転OKの許可を頂きました。約3か月振りの運転です、自分ではいつでも運転できるという自信がありましたが、周囲の人たちが過度に心配しているのに感化され、恐る恐る近くの公園まで行って少し歩いて帰りました。別にみんなが恐れているほどのこともなく、何ともありませんでした。

【令和7年4月】再び脳梗塞?
左頬がしびれたので経過を見ている病院でMRI検査すると脳梗塞が見つかりました。 すぐ脳外科病院を訪れて再MRI検査、やはり脳梗塞ができていましたが左側に出来ており、しびれが左側なので今回の脳梗塞とは無関係とのことでした。

3日間の点滴治療と一週間の新たな薬の追加で対処、異常が無ければ良しとのこと。 実際に異常も無かったので良しとすることにしましたが、脳梗塞ができていたことに非常にショックを受けました。そういえば脳梗塞で入院する以前にも私が見た目でも分かるぐらいの、米粒大の脳梗塞があったのに、薬も点滴もしなくて食事療法などの習慣病の見直しで、3年ぐらい様子見を続けていたという経過もあります。

やはり脳梗塞って「できていても症状に現れなければ良いのかな」っとか思ってしまいます。現に身近な人でも脳梗塞で入院したのに、様子見ばかりでただベッドに横たわっているだけ、しかも私よりもひどい出血があったり、2日ぐらい昏睡状態の患者でもです。しびれを切らした家族が「もう手術してください」と言ったほどです。やむなくという感じで手術していたという経過があることを実際に見ています。また周囲の人達からも何件か聞いております。

【令和7年4月】LDLコレステロールが66
その後の経過を見てもらっている近くの病院で血圧検査しました。LDLコレステロールが66で入院前の170よりも期待通りにごっそり下がっておりました。薬と食指背療法が効いたのでしょうかこれはうれしかったです、それに今後のリハビリの励みにもなります。

【令和7年5月】公園デビュー
仕事や街中を歩くよりも近くの公園を歩くことにしました、公園デビューです。この公園は一周が約1000歩あり、時間が約10分程度かかります。一日10000歩が目標なので仕事で5000歩歩けば公園に来て5周歩き、仕事で7000歩ならば公園で3周歩くのです。実際にはもう少し多めの12000歩ぐらいは歩いておりますが、仕事が休みの時や雨の日などは行かないこともあります。

公園デビューから5ヶ月経った10月頃に、インターバル速歩を知ることになります。早歩きとゆっくり歩きを交互に行う運動のことで、なんだか若返りの効果があるようなのです。リハビリには適していると思ったので、さっそく試すことにしました。っと言うよりもいま行っている難波歩きと併用して、あくまでも一日10000歩が目標です。

おりしもこれから冬場にかけて日中が短くなり、真っ暗になってくるのが段々と早くなりつつあるので、悩んでいた矢先なので大変助かった思いです。このインターバル速歩は、早歩きが3分とゆっくり歩きが3分間の計6分間を1セットとして一日5セットつまり30分、一週間に4日行えば効果があるようなので、これは試してみる価値は充分にあります。これも自分に合った方法にアレンジしながら取り入れたいと思っております。(詳しくは次回の「脳梗塞のリハビリから分かって来た効果的な歩き方」で書き込んでおります。)

【令和7年6月】歩くのが一番
5月から本格的に仕事に復帰しております。っと同時に公園で続けているとすごくさわやかで感じが良いのです。そして段々と進化してきます。周りを見るとブランコや鉄棒が見えます。何の気なしに鉄棒にぶら下がったり腕立て伏せなどをしてみるも「アレ体がピクリとも動かんぞ」、ナント腕立て伏せ・懸垂・片足屈伸運動などが全くできない事に気がついたのです。しかし続けていると慣れてくるのでしょうか、4ヶ月後ぐらいには腕立て伏せは30回・懸垂は5回・片足屈伸運動は25回ぐらいできるようになりました。

【令和7年6月】まだら認知症
ふっと物忘れがあり調べてもらう事にしましたが、聞き取りテストとMRI検査で100点満点でした。脳異常ではなくて自然の年齢からくるものでした。私の場合は少し心配性なので、あまり気にせずおおらかに過ごして行くのも良いのかなっと思ったりするのです。

【令和7年8月】LDLコレステロールが61
ちょっと気になるので経過を見てもらっている病院での血液検査です。LDLコレステロールが4月の66からさらに61まで下がっておりました。「下がり過ぎては」と思いながらも、くしくもLDLコレステロールを下げる薬を飲み続けているので心配になりましたが、「薬は続けなければいけません」という事なのです。

そして今では仕事もOK運転もOKという事で、慣れてきたせいもあるのか社会復帰も順調です。初めは会社の社長も私の体を心配してくれて、休む日を多めに入れていたようですが体がなまってしまいます。「社長心配してくれるのはうれしいが逆ですょ逆」「仕事を休んで街中を歩くよりも、同じ歩くのだったら仕事で歩いた方が気が晴れる」っという訳で、それからは毎日仕事を回してくれている。確かに私の場合は動いている方が体の調子が良いみたいです。

【特集記事】脳梗塞の初期症状と後遺症対策

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