【特集記事】言葉遣いで評価が変わる

【特集記事】言葉遣いで評価が変わる

言葉使いでひとつで
自分の評価が変わる
しいては
敵に回すのか味方につけるのか
どちらなのかです

人間は言葉を使って自分の意志を相手に伝えます。これは他の生き物達には出来ない人間だけの特権です。こんな便利な特権もその言い方一つで誤解が生まれたり、まったく逆の反応を示すことがあり、しいては争いになったりもします。自分の意志を正確にそのまま相手に伝えるには、言い方そのものよりも、まずは相手に聞き入れてもられるという雰囲気つくりが必要です。

相手に自分の言いたいことが伝えるには、誤解されないようにと言うというよりも感情部分を無視します。汚れているからきれいにすれば良いのにという事実を相手に伝える場合ですが・・・

●なぜきれいにしないんだ、何故なんだ
●いつまで汚してるんだ
●いい加減には掃除しろょ

〇ちょっと掃除しておいてくれ
〇掃除していただけますか
〇きれいにすれば気持ち良いょ

同じことを言っているのに、受け取り方が全く違ってきます。自分から改めようとするのか、逆にやりたくなくなるのかという反応をするのかに分かれてきます。改めるのか感情が芽生えてきて意地でもしたくなくなるのかという、まったく逆の振舞してしまうのです。つまり言っている内容よりも感情が先に伝わってくるのです。

言葉使いひとつで相手を敵に回すこともできるし、味方につける事も出来るのです。指摘言葉よりも他に、黙って自分で掃除するという行動で伝えるという方法もあります。これは効果大で、もしも自分の上司などがさりげなく・黙って・さっさと掃除していると、さすがに自分の意志で掃除するようになってくるはずです。

丁寧言葉は味方にする魔法の言葉

【1】言葉遣いに気がつくためには

たとえば会社の上司とか周りの人達から、たとえ自分に非が無くても怒っている人に対して、涼しい顔をしながら頭を下げて丁寧に「申し訳ございません」なんて言っている人を見ると「っん、この人って、できるなぁ」っとか、思わず尊敬してしまいます。

逆に真正面から捉えて正論を押し通そうとして、ふんぞり返って言い争っている人を見ると「この人ってまだまだ子供だなぁ」とか思ってしまうのです。

【2】丁寧言葉は習うより慣れること

電話対応の受け応えがすごく感じが良いのです。ひとつづつ操作をするたびに、確認の意味を込めて「ありがとうございます」という言葉が返ってくる。私のつっけんどんな言い方に対しても、親切丁寧にアドバイスしていただき無事に解決しました。

この時に録画している自分の受け答えの言葉と、比べてしまう私でありました。それからはうっすらと言葉遣いを意識し始めたのですが・・・

【3】プロの言葉遣いに学ぶ

今度は話のプロである司会者の方が乗ってこられたのです。やはり私と同じように書類で両手がふさがっていたので、支配人が「何階でしょうかボタンを押してあげましょう」っと、私と同じように言われました。そのときに司会者が言った言葉です。「恐れ入ります、お願いしてもよろしいでしょうか」っと、こうです。

その道のプロなので当たり前のことなのですが、キャプテン・司会者・その他の動きなども、披露宴の終了まで常に素晴らしい対応に、「あれなら苦情はこないだろうなぁ」っと思って見ておりました。これはもう改めるしかないです。

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