米長邦雄の名言「目の前の仕事を社長になったつもりでこなしていく」
米長邦雄の名言
目の前の仕事を
社長になったつもりで
こなしていくと
いずれ社長になれます
ご存じ将棋界の大御所米長邦雄は、永世棋聖の称号を保持し日本将棋連盟会長であり、対局解説が分かりやすいことで人気があります。この社長になったつもりのつもりに共感したので紹介します。
なったつもり
私は現在は自営業から引退して警備業を務めておりますが、自営とは違って勤め人なので、社長ではなくて責任者になったつもりで仕事をしております。私は警備業で身を立てるつもりはないので、社長ではなく責任者という考え方です。全体の流れの中で自分のやるべきことの徹底を基本にこなしております。
相手が失敗しても口だしはしない方が良いと思っています。口をだすということは相手を指摘することになるからです。人間は指摘されると自分を否定されたようで、改めたくなくなるものです。とくにあまり親しくない同僚などに指摘されると、いまの今やろうと思っていても躊躇してしまいます。口には出さずとも心の中では敵対心が芽生えてくるのです。私は「早く気がついてね」と自分で改善してもらうように接っしています。
交通の誘導と心の誘導です
例えば周りが散らかっていても、整理整頓などは指摘しないで黙って私が整理整頓をしておきます。さりげなくしていると何となく意が伝わるのでしょうか、そのうちに自分でやりだしてくるのです。しない人もいますが、この人って幸運から見放されているなーっという感じがするだけです。
あるときに業者の職人が仕事が終わって掃除をしているときに、いちばん目立つところが汚れているのです。私の手が空いているときは私がササっとするのですが、ちょっと指摘するとそれで良いのだと言わんばかりに何もしないで無視しています。っで、ほとぼりがさめたころにササっと掃除しておりました。
指摘よりも褒める
若い未熟な人を見ていると思うことがあります。することがないときでも何かしなくてはとガツガツしているようですが、下手に動くと邪魔になるだけで何もしない方がいいのです。
警備業の場合
ここに居ることが仕事
なのです
豚もおだてりゃ木に登る
中でも少し仕事を覚えただけで、すべてを知っているかのように振舞っている人などもおりますが、経験が少ないために側から見ていると、空回りしているようでみっともないだけなのです。
それよりも豚もおだてりゃ木に登るで、自慢してきたときやうまくいったときには、ちょっと驚いたふりなどして褒めまくってさしあげます。コレって以外と効果があるようで、ドヤ顔になり、やはり木に登っているのです。言った手前やらねばという一種の責任感が芽生えてくるのでしょうか、態度がシャキっしてきて、うまくいったときの振舞を続けるようになってきます。
私にも経験があります。若かりしころに建設業に入ったばかりのころ、トラックにいっぱい材料を積み込んで出発しようとする直前に、周りの仲間たちの会話の中で「あなたが荷造りをするとしっかりしているね」「トラックと荷物が一体化しているようで、安心して運転できるょ」と言われたことがあります。
それ以来荷造りはしっかりするべきという責任感が芽生えてきたことを覚えています。そのために今でも荷造りはしっかりしています。そのころから何かにつけておだてることを無意識にしていましたです。
やはり
豚もおだてりゃ木に登る
のです
不意の出来事を想定
時には一日中何もすることがないこともあります。そんな場合でも不意の出来事を想定して、とっさの出来事の対処や身に降りかかる車の暴走の対処なども考えながら、邪魔にならないように自分の出番がくるまでの準備段階なのです。
座っていたりスマフォを見たりは絶対の禁物ですが、不意の出来事や自分の出番がきたときに、すぐに動ける状態にしておくこと。居眠り運転などで、いつ車が飛び込んでくるのか分からないのです。何が起こるかを常に想定しながら・イメージしがら目の前の仕事をたんたんとこなしいきます。
このようにして一日を過ごしていると
何かにつけてブレないのです
やはり米長邦雄の「目の前の仕事を社長になったつもりでこなしていく」は名言です。なったつもりになるのは自由で、しかもただですが効果は特大です。