
散歩を10倍楽しもう!毎日の散歩が冒険に変わると人生が100倍楽しくなる
散歩はからだや心をリフレッシュさせてくれるだけではなく、創造性を刺激しながら健康を向上させてくれるために効果的な働きがあります。ただ歩いているだけですが、いつも見慣れた街並みや風景などの景色も、ゆっくりと眺めてみると変わって見えるものです。少しちがう方向から眺めてみるだけでも何かを感じてくるはずです。新たな気づきにストレスも軽減され、気分も爽快になり体力や精神面でも、気力が増進してくるというものです。
散歩は生活の中に小さな楽しみを見つける絶好のチャンスでもあるのです。散歩をするときには自分勝手にテーマを決めてみるのも良いような気がします。テーマを設定することによって、散歩がただの移動手段や運動だけではなく、楽しい活動や発見の時間にもなって行くのです。
少し工夫をするだけで
散歩の楽しさが10倍
になってきます
以下はテーマを設定して散歩を楽しむためのヒントや、楽しみ方のコツ等を解説してみたいと思います。
自然をテーマにする
季節の花・木々の葉の色・鳥や昆虫・魚や水草・植物や木の実など、歩いていると今までまったく気がつかなかった事に出会えることがあります。中には「あれ、なんで松の木にみかんが実っている」と疑問をもったりします。「なんだ家の人が網ネットにミカンの作り物を入れてぶら下げているのか」です。眺めていても違和感もなく街並みにもフィットしており、一瞬気分が癒されてしまうこともあります。
たくさんの人達が工夫を凝らしてオリジナル庭園を造ったり、狭いながらにも工夫をしながら感じよく整理してある庭先を眺めながら歩いていると、自分でもふっと感じることがあります。「前から思っていた庭の片隅に、このような小さな花壇を造ってみようかな」とか、一瞬ひらめくことがあり、その前を通るたびに造ってみたいという感情が強くなってくることがあります。
ちなみにひらめくということは自分の脳が、それをやってみなさいと指示を出しているわけです。だから迷う必要はあません、ぜひ行動してみてください、「自分には出来る能力があるからひらめいたのだ」と自己暗示をかけて、とりあえず何らかの行動をしてみてください。きっとはまり込むかもしれませんし、繰り返すことによって、考えるクセが習慣になってくれば、思わぬ自分の能力に気がつく時が来るかもしれません。
最近のスマフォには高性能のカメラ機能が装備されております「っん、これは良いな」と思いった時には、カメラに残してみるのも良いかと思います。これもとりあえず行動するという事で、私は散歩の時だけではなく仕事中でもしょっちゅうパチリしております。数日たって眺めてみれば「ああ、あの時の」とか思い浮かべ自分の歩いた記憶・考え方などがよみがえってきます。気になって名前が分からない草や花があれば、家に帰ってから調べたりしてみると楽しいし、視野が広がると共にその場所に行ってみたくもなるのです。同じ散歩でも歩く何かの目的があれば苦にもなりません。
散歩+アクション
です

自然・季節の変わり目を感じる
現在の今の状況では日本中どこに行っても、まったく無音である場所は皆無と言っても良いくらいで、必ず何らかの音が聞こえてくるようです。鳥のさえずり・風の音・木々のざわめき・小川のせせらぎ・街の音・汽車の音・サイレンの音など、同じ音でもその時の気分によって感じ方が違ってくるものです。例えば泣き叫んでいる鳥のさえずりにしばらく注目して聞いてみる。どこで鳴ているのか・何を伝えたいのか・嬉しいのか・悲しいのか・不安なのかなど自分で連想したりすれば楽しさも増すかもしれません。
周りの景色にしても必ずその節目がやってきます。春の桜・夏のセミの鳴き声・秋の紅葉・冬なれば一面の雪景色などを感じ取り、散歩と言うよりも人生をの流れを肌で感じることを楽しんでいるようです。「っあれ、桜が咲いてるじゃん、もう春が来たのか」「なんだか冷え込むねぇ、早いもので、また正月が来たょ」など、季節の節目には人生の流れを感じてきます。「そうだ今の時間は二度と来ないのだ」とか少し大人びた感情になったりして・詩人なったりして・っん、なり切っても良いんじゃないと悟ったりして。
大きく目を開いたり
耳を澄ませてみれば
必ず新しい発見がある
ものです
新鮮な空気を吸いながら負になっている自分の心を、リセットする時間を作っていく時でもあります。ゆっくり過ぎるぐらいに歩いたり・自分ではちょっ早いぐらいかなと思うぐらいで早歩きをしたり、たまには若者になったつもりで思いっきりダッシュしたりと、メリハリをつけてみると若返り効果も期待できるというものです。
音楽をテーマにする
周りに誰もいない時に好きな歌をアカペラで歌ってみる・歩いているリズムで発生練習をしてみる。私は時々「あー・えー・いー・うー・えー・おー・あー・おー」という発生練習を歩くリズムに合わして行っております。ポイントは口を大きく広げて喉の嚥下部分を広げて、一瞬息を強く吐くようにします。歌舞伎役者がよくやっている「いょー」という、お腹の底から出している発生声です。のど元がよく開くので、笛の原理で歌が上手になるという一石二鳥であり、この発生練習はカラオケ好きにな人にはぜひおすすめであります。ちなみに私は趣味で弾き語りに凝っておりますので、散歩と発声練習の両方が同時に出き、散歩人生が充実しており時間も忘れてしまう事もあります。
今歌っているのは、尾崎紀世彦さんの「また逢う日まで」・美空ひばりさんの「川の流れのように」です。どちらも動と静・激しくとゆっくりがありますので、散歩で歌うのにはピッタリ合っております。「音」をテーマにした散歩は、普段見過ごしている日常を新しい視点から楽しむきっかけになります。また耳を澄ませることで自然や街が持つ豊かな音に気づき、自ら歌を楽しむことで散歩自体が創造的な冒険になってきます。音を通じて日常を特別なものに変えることで、人生全体の楽しさもぐっと広がりくるはずです。
あなたの歌声が世界を変える
おーっと、ものすごいテーマが出てきました。でも自分の世界を作り出すと言うのは素晴らししいテーマで、散歩の中でも壮大なテーマでもあるのです。そして自分の世界に浸り込むのもきっと心が広くなり散歩の重要さに気づくかと思います。
散歩している時は自分の時間でもあるのです。周りの鳥や木々などの自然に囲まれて、過ごしている今は自分が主人公です。遠慮はいりませんこの世界のヒーローになったつもりで思いっきり声を出してみましょう。
好きな歌を歌ってみれば、まるで風にメロディが乗って、世界に広がるような感覚が味わえます。木々や草々・森の小鳥たちが、あなたの歌をこちらを見きながら聞いているのです。あなたの歌声に応えるようにいろいろな声や音が止まったり聞こえたりして、揺れる瞬間を感じると、まるで自然と対話しているような気分になるでしょう。

歴史や文化をテーマにする
散歩をしていると古い建物・神社・仏閣・記念碑・案内板などか意外と多いいことに気がつきます。「私の町にも古い歴史があるのだなぁ」とか感じながら、時にはたたずんで案内板などを読んでみると、地域でいろいろなことに取り組んでいるのが分かります。「こんな活動をしているのだ」という実感を味わう事がありつい長居をすることもあります、その場所の背景や由来が何となく分かるような気がするし、散歩が終わったときには視野が広がった気持ちになってきます。
散歩というのはからだを鍛えるのが目的ではなく、動ける体づくりにするという有酸素運動です。だから急ぐ必要はまったくありません、むしろゆっくりした動きの方がからだの為には敵しています。ゆっくりと悪い息を吐き出して新しい空気を思いっきり吸い込んで、体の隅々まで酸素を供給してやるというイメージです。自分のいけない部分をリセットする時間を作りながら、散歩による軽い達成感や効果・知識を味わう、そのためには古い建物・神社・仏閣・記念碑・案内板などに、目を向けてみる事が適しているように思うのです。
そして気になるカフェ、公園、展望台など、その土地にある癒しめる場所を探してみるのも良いかと思います。途中で寄り道しながら発見を楽しむと心も弾んでくるというものです。たまには普段通らない道を歩いたりして、新しいカフェやお店・街中や食べ歩き・散歩の途中で、軽いスナックや飲み物を楽しむのも良いかなとも思います。地元の美味しいお店を探して休んでみたり、散歩は心とからだの健康だけでなく新しいアイデアや気分転換をもたらしてくれる時間もあるのです。
散歩の重要性
散歩は単なる移動手段ではなく、心と体に多大な恩恵をもたらしてくれます。毎日の生活の中に取り入れることで、健康解消・ストレス軽減、創造力の向上が期待できます。また歩くことによって自然や街の魅力を再発見する機会も得られます。春の暖かさや秋の涼しさを感じながらゆったりと歩くことで、季節とのつながりを深められることを肌で感じることができます。考えてみれば忙しい日々の中で散歩を習慣化するのは、自分自身への投資でもあるのです。
さらに散歩は、日常の中で簡単に取り入れられることができるという素晴らしい習慣です。テーマを決めたり五感を意識したり、小さな目標を立てるだけでも散歩の楽しさは驚くほど広がってきます。次の散歩ではこの記事で紹介した方法をぜひ試してみてください、四季折々の発見や喜びがあなたを待っているのです。
無理は禁物
私は一日10000歩を目標に歩いております。警備業の仕事をしておりまして仕事で3000歩歩けば帰りに近くの公園によって7000歩歩きます。雨の日や遅くなったりすると行かないこともありますが、そんな時には何かと用事を作っては、近くのスーパーまで美味しいものを買いに行くとかして歩数を稼いでおります。
あまりこの10000歩にこだわると「しなければいけない」と思うので疲れて長続きしないと思うのです。歩くという行為を楽しむようにしており、そうしていると今日はあと何歩とか思わなくて済みます。少なくても良いからからだに酸素を供給する有酸素運動を意識しての散歩だというイメージです。散歩だからゆっくりと楽しむという感じが良いのです。
私がよく行く近くの公園でも歩いている人がたくさんおられます。時々ですががむしゃらに早歩きをしている人がいます。何だか忙しているようで「疲れないのかな」と思ってしまいます。やはりというかいつの間にか姿を見なくなっているようです。とにかく歩くという行為をするには、続けるという事が大前提でありますので、あまりガツガツせずにのんびりで良いから、自分なりの散歩術を作っていけば良いと思うのです。