感情のコントロール

怒り・焦り・落ち込みなど感情の波に流されない心を育てるコツを紹介。自分の感情と上手に付き合う技術を学べます。

【特集記事】「もう一人の自分」を知る

【特集記事】「もう一人の自分」に気づい時から人生は思い通りに変わる

私たちの人生が思い通りにいかない最大の原因は、自分の中に潜んでいる「もう一人の自分」つまり潜在意識にあるのです。人は毎日たくさんのことを考えながら、常に選択を繰り返していますが、実際の行動は無意識の影響を大きく受けています。そのためにいくら一生懸命に努力しても、思いとは逆方向に進んでしまったり、思わぬ失敗や病気に直面したりします。しかし同時に、そこから気づきや学びを得て人生を見直すきっかけになることもあるのです。

「人生が思い通りにいかない」と嘆いていると、心に「できない免疫」が根づきますが視点を変えれば、同じ出来事からでも成長の種を見つけることができます。たとえば資格試験の勉強をしても「どうせ無理だ」と思えば潜在意識がブレーキをかけて結果は出ません。

逆に潜在意識を変える方法を身につければ、行動と気持ちが一致して自然と成果が表れてきます。心の中に、本来あるべき「もう一人の自分が」潜んでいて自分をコントロールしている。そして無意識行動をしているようなイメージを描いております。

つまり、外の環境を変えるよりも内側の意識を整えることこそが、「人生を思い通りに変える」最初の一歩なのです。この特集記事では、そのカギとなる「もう一人の自分」の存在に気づき、上手に向き合う重要性をまとめています。

「もう一人の自分」を意識する

【1】「もう一人の自分」がいる

困ったときに、今の時期から逃れようと努力して苦労して一生懸命に頑張るよりも、この「もう一人の自分」を自分と同じ方向。つまり後を向いている「もう一人の自分」を前に向いてもらうように、考えた方が得策のようなのです。

【2】「もう一人の自分」に気づく

とくに自分の悪口などが聞こえたときには、そのことだけが聞こえてきて、他のことは全く聞こえないのです。すべての情報から必要なことを認識する為のフィルターがあるからです。同じ状況の中でも100人いれば100人で人それぞれ違う情報が顕在意識に伝わってくるのです。顕在意識と潜在意識の間にあるこのフィルターですがアイデンティティのフィルターと呼ばれているものです。どうやらこのあたりに、もう一人の自分が存在しているようです。

【3】「もう一人の自分」にコントロール

考え方は人それぞれで無限にあります。しかし自分では正しいと思っていることでも、そのまま行動すれば危険が潜んでいることもあります。自分の器からはみ出るような考えだと「それは危険です」「それは無理です」っと行動にブレーキをかけて、暴走しないようにコントロールしているのです。

【4】「もう一人の自分」の正体

自分は前に行きたい、しかしもう一人の自分は後を向いている。こんな状態のときはどちらに進むのか。間違いなく100%もう一人の自分の方向に進んで行きます。いくら自分が前に進もうと思っていてももう一人の自分が後ろを向いていると、絶対に前には進めないのです。焦ればあせるほど・・・

【5】「もう一人の自分」がブレーキを掛けている

やっていることは私のほうが数倍しているのに何が違うのだろう。一生懸命働いて苦労しているし周りの人達にも迷惑かけないように、充分なくらい気を配っている。なのに「何だろう」っと思いながらもぼんやりと過ごす毎日。

【6】「もう一人の自分」をコントロール

分かりやすくいうと馬に乗っている自分をイメージすることです。つまり「もう一人の自分」が巨大な馬です。この上に乗っている自分が、前に行こうとムチでいくら叩いても、馬が後ろを向いていると後ろに進んで行くだけで、絶対に前には進めないのです。

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